6月 2日(木)
雛見沢が消えた日(挨拶)



ひぐらし熱が抜けきりません。
というか完全にやられました。ひぐらし。当初は「こんな絵で萌えるわけねぇだろファック」とアメリカ人っぽく斜に構えていたのが、今ではすっかり「良しッ! ディ・モールト ディ・モールト 良いぞッ! 良く萌えているぞッ!」と叫びつつレナに萌えております。
で、気付けばサイト一周年を見事に失念していたというオチ。まあこんなサイトに一周年もクソもないわけですが。まあ、私にしてはよく続いたほうです。これからもダラダラ続いて行きます。


『ひぐらし』が何故こうにも私の心を掴んで離さないのか――それは、ストーリー自体がChenowthのツボにクリティカルヒットしているからに他なりません。
主人公がふとしたきっかけから次第に狂気に侵されてゆく過程の描写はジム・トンプスンを彷彿とさせますし、猟奇的な事件の背後に驚くような真実とドス黒い情念が存在する上に登場人物全員が“裏”を持っているという設定は『ビッグ・ノーウェア』に代表されるエルロイの真骨頂であります。
コミュニティ全体が見えない恐怖に襲われるというプロットはディーン・R・クーンツの『ファントム』によく似ておりますし、何度も言うように「平和的な日常を描いた後に鬱展開」というのは秋山瑞人や橋本紡が得意とする手法です。

――つまり、これらを全て兼ね備えた『ひぐらし』は、各々の良い所を一箇所に集めて凝縮したような作品なのですよ!
おまけに一編数時間の連作形式と見れば『トワイライト・ゾーン』を思い出さないヒトがいるでしょうか(註:いて当然です)
まあ何はともあれ……そうした意味で、『ひぐらし』はそれらの作品のオマージュと言う事もできますが、やはり私としては「既存の作品に似た雰囲気が出るのは完成度が高い証拠」と言いたいですね。


ただ悲しいのは、二次創作が非常に作り辛いということでしょうか。
原作のエンディングがエンディングだけに、いくら楽しくて素晴らしくてエロいSSを書こうと絵を描こうと、全て無に帰すことが確実なだけに虚しいばかりです。
実際、ネット上にで拝見できるSS職人/絵師様の素晴らしい作品を見ても「ああ、でも最後には死ぬしな。コイツ」とか思って沈んだ気分になってしまうことひとしきり。
そういうのを見るたびに、原作やっても流さなかった涙がじわっと滲み出てくるのです。
泣き所間違ってないか俺。



6月 6日(月)
セルプ・イ・モロト(挨拶)



日曜日に駅前にある中華料理店へ行ってまいりまして、S原と一緒に餃子とチャーハンとビールをカッ喰らいながら、またまたアカデミックな論議に花を咲かせて来ました。
論題――

雛見沢に第160特殊航空連隊を空挺降下させたら何分で決着がつくか。

――アカデミックってどういう意味でしたっけ? (←茶目っ気たっぷりに舌を出しつつ)
いい加減にこういうクロスオーバーと呼ぶことすら憚られる話題を繰り返すのは止めようと思うのですが、ひぐらしはネタとしてこれ以上ない素材であるのもまた事実なんですよね。
終いには先行量産型ガイノイド『レナ』を片端から壊し回る圭一というクライマックスを迎える『ヒグセンス』まで妄想できます。ロクス・ソルス警備員の首をお持ち帰りです。鉈や斧を使わずとも足刀と手刀で充分です。
……ちなみに「雛見沢に空挺強襲」は、S原との議論の結果8時間程度でケリがつくという、至極勝手な結論に至りました。それもアメリカ側全滅という形で。
紛争地帯じゃないから国連の支援も期待できませんし、園崎家の力を以ってすればMH-60の十機や二十機くらい簡単に落とせますよヒィヤッハァー!


閑話休題。
毎回ひぐらしひぐらしでも何なので、ちょとした近況をば。
相も変わらず仕事は忙しかったり忙しくなかったりで、まあいつも通りです。
変わったことといえば、職場の同僚が乗っているチャリのリアディレイラーのインデックス調整をしてやっただけで500円を徴収したことくらいでしょうか。セコい話ですが、街の自転車屋さんなんかだとしっかり工賃取られる仕事ですからね。

後は最近のニュースについてくらいですが、ネタになりそうなのが帰国すると怪我が悪化している韓国漁船の船長くらいしかありませんね。立ち上がるレッサーパンダとかは面白くはありますが、どうネタにしていいのかちょっと分かりませんし。
件の船長さんは早いところ手を打たねばマズい事になりそうです。
提訴もされるようですし、このままだと海保の隊員に殴られた傷が元で死亡とかも有り得そう。
ビバ半島クオリティ。



6月 8日(水)
共産主義への勝利(挨拶)



月曜日、とりあえずレナ萌えの義務として、ひぐらしのビジュアルファンブックを買うために近所の本屋へ行ってまいりました。
が、当然のごとく何処の店にも置いていない始末。二、三軒ほど回りましたが、いずれの店でもファンブックは見付かりませんでした。しかも『ひぐらしのく頃に』というタイトルの白字の赤字で捜していたために『好きしょ』の画集をひぐらしと誤認するという失態まで犯しました。ガッデム。


そして間違えてBL本を買いそうになって鬱となって帰宅したChenowthの家に、珍しく平日に尋ねてくる友人S原。仕事帰りなのか、下ろしたばかりと思しき夏用スーツに身を包んでいました。
「何? 何しに来たの?」
そう尋ねるChenowthににやりと笑って見せ、S原は鞄からCDケースを取り出します。
「 聴 か な い か 」
「ウホッ!」
そう――S原はひぐらしドラマCDを持ってきたのでした。


が、予想通りChenowthとS原のイメージしていた声と実際の声優陣の声とはやはり差異があり、まあ圭一とレナの声くらいなら許容範囲かなーとか考えてたんですが。
梨花ちゃまはどうにかならなかったんですか。
ディスク一枚目のチャプター2で早くも頭を抱え始めるChenowth。S原はそんな私を見て「分かる。分かってる」と何かを慰めてくれます。
……いや、声が合ってないとか以前に、梨花ちゃまの声だけサラウンドっていうかむしろビハインド

終いにはドラマCDをBGMに理想の声優配置論議に発展する独身男性二人。

理想の配置――

圭一:岸尾大輔
レナ:水橋かおり
魅音:雪野五月(デフォ)
沙都子:かないみか(デフォ)
梨花:野上ゆかな
大石:玄田哲章


圭一はもう少し荒っぽい感じの声ですか。レナはもっとスローリーな喋り方の方が良かった気が。
梨花ちゃまは声だけハサハです。ゆかなです。S原は反対しましたが、Chenowthとしては梨花≒ハサハです(支離滅裂)

S原「……いや、なんていうか、ゆかなってぇとプリキュアの白い方しか印象に無いんだ」
シエ「もっとマシな例思いつかないのかよ!」
S原「…………テレサたん?」

――ってな会話の末、梨花ちゃまの声についてS原は林原めぐみを推してました。ていうかお前ら無口系ってだけで選んでやしませんか。


とか何とかロクにCDも聴かないうちに友人はCDを仕舞い、最後にビジュアルファンブック買ったら是非見せてくれと頼んで帰っていきました。
何しに来たんだアンタ。



6月 9日(木)
雛見沢コムソモール(挨拶)



冷静に考えてみたら、ひぐらしのビジュアルファンブックの発売日は6月24日でした
クールになれChenowth。


昨夜のサッカーのアカ主導の抗日革命闘争対北朝鮮戦について。
昨晩は早めに帰って寝てしまったので試合自体は見てないんですが、なんかニュースなんかを見る限りとても愉快な試合だったそうですね。
しかも怒りに駆られた今ごろラーゲリ送りの北朝鮮選手の一人が日本人選手にストンピングをかまして、キレた審判がレッドカードを出した挙句たっぷり3分は残っていたロスタイムを切り上げて試合を終了させるという幕切れ。日本は二点取って大勝。
よくやった日本。ありがとう日本。
ドイツへの切符を手にしたとかそういう意味ではなくむしろかの国に一泡吹かせたというのが嬉しい限りです。社会主義の最後の堡塁を陥落させましたヒィヤッハァー!


――なんか言動の端々に滲み出る社会主義的言動とかアグリ嬢とかで誤解されてる方もいらっしゃるでしょうから一応言っておきますと、Chenowthは共産主義が大嫌いです。
父親が熱心なマルクス主義者だったこともあってか、幼少時は影響されてメーデーなんかも参加していたChenowthですが、反抗期に入ってからは資本主義者に転向し、父親と階級闘争もかくやという大激論を交わしたこともしばしばです。――いや、単なる父親のテーゼに対してのアンチテーゼという意味での資本主義者だったわけですが。若き日のChenowthは。
そんなわけで、未だにChenowthは父親像としての共産主義を嫌悪しております。
ただ、いざ労働者の身となると共産主義が素晴らしく思えてくるのも事実でして。まあ単に自分の持ち得ないモノを持つ環境の人間に嫉妬しているだけですが、プロレタリア独裁とかって憧れませんか? ホラ、自分が治世者の一員になれると思うとワクワクしません? (註:しません)


まあ何が言いたいかといいますと、
思想の根底にあるのは自分の利害だけ
というか民主主義の現代日本では私も治世者の一人ですからね。間接的に。



6月 12日(日)
厨房フリーウェイ(挨拶)



――――Hans Chenowthの妄想ノート――――


圭一 「命に上下なんてあるものか!!」
レナ 「超人オヤシロさまが……またやっちゃった……」
魅音 「人の命は平等じゃないもの」
梨花 「オヤシロさまは1人じゃない! オヤシロさまは二人いる!」
沙都子「あの時私がにーにーを殺したのにィ――!」
悟史 「世界にボクら二人だけみたいだった」

――――妄想終了――――



つまり、レナと悟史は511キンダーハイム出身というわけですね!
というわけでどうもChenowthですこんばんわ。
今日は自治会での公共施設の整備/清掃がありまして、朝から遊水地の側溝の泥を攫って泥まみれになって帰ってきました。
一応Chenowthも社会人ですから、ご近所付き合いとまでは言えないまでもこうした交流の機会を逃すわけにはいきません。あんまり無愛想だと近所のご婦人方に「あの10X号室のヒト、何してる方なのかしらねぇ?」なんて噂されて社会的にバッドな状況になってしまう可能性もあるので、こうした行事にはこまめに参加するようにしております。
やっぱり社会性ってのは大事です。ええ。ホント。


午後は自治会の建物でご婦人方が持ち寄った包丁を研ぎ直すというサービスをしておりました。
実はChenowth、刃物の研磨というスキルを持っているのですよ。刃物とは小学校の肥後守以来の付き合いです。砥石も一応揃えております。
というか持ってても誇れるようなモンじゃないんですが、案外包丁なんかが研げない方ってのが多いんですよね。
持ち寄られれた包丁の中にはノコギリと見まがうほどの刃こぼれが生じたものもありまして、苦笑いしながらゴリゴリと削り直したりしました。
私の他に初老の男性二人も一緒に研いでおりましたが、つくづく刃物離れが著しいなァと実感した次第。今は簡単に刃物を研げる治具もありますので、皆様には是非自宅の包丁を研いでみてほしいと思う次第です。
刃こぼれ無くすだけでもずいぶんと切れ味が変わるものですよ。


――書いてて思ったんですが、Chenowthには妙な特技が多いです。
先に述べた刃物の研ぎ以外にも、自転車のパンク修理やブレーキ調整、果ては燻製作りなんてのも一時期やっておりました。燻製は一度換気扇回すの忘れて煙を部屋に充満させて大家が飛び込んできてブチ切れられて以来は控えておりますが。
人と異なる技術を体得していることを素直に喜ぶべきなのでしょうが……どうしてもこれらの技術を習得する代わりに大事なモノを学んでこなかったように思えるのは気のせいですか。
無駄とは言えないにしろ、準優先的なコトばかりに秀でている気がします。Chenowth。



6月 16日(木)
俺シナリオ(挨拶)






ひぐらしネタ。
最近マジメに絵を練習しようとマメにフォトショップを起動してはいるのですが、やることといえばコラ画像の製作ばかり。
ブラシなんか使ってません

……何してんだろうね、Chenowth君。



6月 18日(土)
築き固めよ勇ましく(挨拶)



どうも。最近巷(主に聖地秋葉原)で言うところの『シールオンライン』が『SOCOM:U.S.NAVY SEALs』でないことに気づいたChenowthです。
……どうりで他人と話が噛み合わないわけです。


本日は友人S原が我が家にやってきまして、私の崩壊寸前のPS2(SCPH-30000)で持参した『モーターサイクル・ダイアリーズ』を鑑賞していきました。
「いきました」――というのは、Chenowth当人はDVDなぞ見もせずにSSのネタを探すためにひぐらしをリプレイしていたからです。そもそもがS原がウチを訪ねたのは奴の愛用する大陸製DVDプレイヤーがご逝去なされたために代替機を探していたという理由だけでしたので、ロクに会話を交わさないまま今日は別れました。
……いくらなんでもコミュニケイション希薄じゃないですかおまえら。
いや、しましたけどね。会話。したにはしたんですが、

Chenowth「――そういやさ、ひぐらしの絵師、他にいいアイディアない?」
S原「……氏賀Y太」
Chenowth「グロいな」
S原「それにエロい」
Chenowth「…………」
S原「…………」


さらに数十分後、

Chenowth「……つげ義春とかどうよ?」
S原「ガロにでも連載するつもりですか」
Chenowth「そうじゃないがさ……そういやガロって今でもあるの?」
S原「無いんじゃねぇのさすがに」
Chenowth「そうか……。楽しい? ゲバラ」
S原「楽しい。観る?」
Chenowth「いらん」



何この廃人会話
何度も言ってることですが、日記を書いてると自分について色々な発見がありますね。
ありすぎて泣きたくなる事も多いですが。



6月 19日(日)
死ぬほどいい日記(挨拶)



今日は綿流し祭の日ですが、Chenowthは雛見沢の住人でもありませんしそもそも雛見沢村は83年に災害で壊滅しているので無視。
どうやら巷では父の日ということですが、両親と長い冷戦状態のChenowthにはこれまた関係のない話です。一応カミュ・ナポレオンなるワインを送っておきましたが、それも決して父親への感謝の意などではなくむしろ当てつけのような贈り物なわけで。
……いい加減大人になりませんかChenowth君。


今日は愛車ハサハ号とともに桜木町へ行脚してきまして、途中臨海丸を繋留しているドッグの周囲でフリーマーケットが開かれているのに出くわしました。
フリマというのは私のような蒐集家(何の?)にとってはまさに掘り出し物の山でして、営利目的で出店しているようなブースはともかく、「ウチにある不要品を二束三文で投売り」というブースは非常に有用なのですよ。
以前フリマで見かけたお店などはコットン製M56ブットパックを\400で投売りしていましたし、他にもモノの価値が分からずにとんでもない値段で売り出しているというのはままあることなので、こうしたノミの市には進んで参加するようにしております。
くだらない品物も多いのに
人ごみでごったがえすフリマスペースですが、掘り出し物があるんじゃないかと探す私の心の高鳴りの前にはまったく邪魔になりません!
そこのキャリア引き摺ったばばあ早く歩け
掘り出し物を見つけては吟味して、冷やかして歩くのも非常に楽しいものです。
定価1300円のものを2000円で売っていた
まあ結局は何も買わずじまいだった
グルカナイフ買おうとしたけどふっかけやがった
んですけどね。ええ。でも楽しい一日でした。


――すいません。今ちょっとジム・トンプスンを読み返してるもんで、ちょっと遊びたくなりました。
正直あの文体はエルロイのホワイト・ジャズに劣らないと思うんですよね。最後の加速っぷりはもう他の追従を許していませんし。
ピート・ヘンドリクスンの話し方がアーノたんそっくりとかいう事はさして気にしてません。ええ。してませんとも。



6月 21日(火)
A HELL OF SATOKO(挨拶)



そろそろ夏になってきたので蒸し暑いからぬぐーを習得しようと思いましたが、いろいろな事情から断念しました。
――いや、別に習得そのものが不可能とか以前に、見た目からして不精な男が突然ケンシロウばりに服を破りつつ脱ぐというのは視覚的にどうなんだろうなぁと思いまして。ええ。
勿体無いしね。服。


今日は帰宅してすぐにハートマン軍曹の御姿を拝見しようとPS2を起動したらDVDのピックアップがヘタレていたために読み込み不可となっておりました。
分解してレンズをクロスで磨いたり、ピックアップの高さを調整したりしてみましたがどうにも上手くいかないので、結局電源ボードぶち外してDVDレーザー出力を上げるという暴挙に出ました。
……一応読めるようにはなったんですが、組み立て直したらビスが5本も余ってしまったという事態に。まあいいか。動くし (←不精)

思い出したら、我が家のPS2ももうすぐ四歳になります。SCPH-30000の古強者です。友人知人には「ソニータイマー付いてないからだよ、コレ」と冗談交じりに言っておりますが、先日それについて「タイマー付いてないのは不良品だ」というすばらしいコメントを頂きました。
まあ色々と動作不良もありますが(例:時折コントローラーを認識しなくなる)、これだけ長く愛用していれば愛着が湧くというものです。DVDを転がしたり、CD-Rに焼いた音楽を聴いたり、ゲームを遊んだり。分解修理しつつも長く使うというのは、道具にとってはきっと本懐でありまっと畜生また飛びやがったこのクソPS2が


実は今日の日記のためにジム・トンプスン風な祟殺し編はどうかというネタを用意していたのですが、また自戒に回すことにします。



6月 25日(土)
マイノリティはいつだって抑圧されるんだ(挨拶)


どうも。ひぐらしのビジュアルファンブックを探しに行こうとするも、面倒くさいので近所の本屋で済ませようとしたら何処にも置いておらず、結局横浜まで行って買うというステキな休日を送ったChenowthです。
――それにしても、たかが本一冊を探してチャリで50kmも走る羽目になるとは思わなかった。
やはり同人ゲーだけに扱いも小さいのですかね。


さて、発売しない内から探し始めた程に待ち焦がれたファンブックですよヒィヤッハァー!
本デカすぎてリュックに入らないなんて瑣末なことです。なんてったって全フェイスパターン収録ですよ全コスチュームパターン収録ですよおまけに竜騎士07氏が罪滅ぼし編のシナリオで忙しいのに書き下ろしたtxtファイルにして65KBのテクストも収録されてますよ!
でも沙都子全裸Verはいらねぇと思うんですが。
アレ、私の中では絶大なるトラウマと化してます。いや、何ていうか、まさか私のリスペクトする竜騎士07氏の絵ですじが拝めるなんて思っても無かったんで。
――ちなみにChenowthの持論では、すじそのものは性器ではないのでモザイクを欠ける必要はないと思いm(以下略)


中には竜騎士07氏以外の絵師様21名によるイラストなども収録されておりまして、見応えたっぷりです。
月末の苦しい財布から1890円を奮発した甲斐がありましたよ。決して『本家より萌えるゼェ――ッ!』とか、桜沢いづみ氏の描いたレナを見ながら『胴長ッ!』とか叫んだりはしてませんので念のため。……本当です(←説得力マイナス30)
用語集にはかの「フレデリカ・ベルンカステル」氏についても言及されておりまして、ひぐらしの物語を考察する上でも大変役に立ちます。
……で、フレデリカたんはドイツ系イギリス人(ショートヘア/貧乳/アイルランド訛り)ということでよろしいんでしょうか?
Bernkastelはドイツ系の姓にしても、Fredericaはまんま英語圏のお名前なので。


まあ、一番の収穫は巻末に収録されていた『おつかれさまかい』で、竜騎士07氏がパソコンが16色表示だった時代を知る人間と知った時でしょうか。
当時私なんぞは中学生/高校生くらいでしたが、竜騎士07氏はすでにお仕事に就いていたらしいので、実は竜騎士07氏はこの世界の古参ということになりますか。ますます尊敬


なんか、このままだと脳内で竜騎士07氏がエルロイやトンプスンに次ぐノワールライターとして認定されそうな勢いです。



6月 30日(木)
フランスの肥後守(挨拶)


先日、愛用のナイフでソーセージを突付きながらウィスキーをカッ喰らっていました。
箸使って食えばいいようなモンですが、なんかこうワイルドさに浸りたいなァとかいう思いが頭をもたげて来まして。ええ。本当は外へ行って焚き火しながらフラスクから飲むのが一番楽しいんですが、今のご時世焚き火しただけで近所から通報されますしね。
まあそんなことはどうでもよくて。
あんまり飲みすぎたのかそのまま眠ってしまい、起きたら食い散らかった肉片やこぼれたウィスキーにまみれてナイフが錆びてました


Chenowthの使うナイフはクソ安いフランス製のオピネルと呼ばれるもので、温かみのある木製ハンドルと素晴らしい機能性と切れ味でファンも多いものなんですが……コレ、刃が炭素鋼なんですよね。
炭素鋼と言うからには炭素含有量が多く、硬さは増しても酸素を呼ぶので錆びやすいのが難点と言われてます。どのくらい錆びやすいかと言いますと、リンゴを剥いて五分ほど放置しておくと変色するくらいです。
それをソーセージ切りまくった挙句五時間ほども空気に晒しておけば錆びるのも当たり前です。ナイフを錆びさせるのは万年初心者アウトドアマンとして最低の行為です。ガッデム


とりあえず、ピカールで錆びを取りながら今夜は寝ることにします。
珍しくひぐらしネタが入ってない日記になりましたな