12月 1日(金)
ベタニアのハサハ(挨拶)


11月30日。
サモンナイト4ゲット


イヤッホォーウ! これからはゲーム三昧ですよフクス・ゴッテス!
ここのところドイツ語キノを読む → 英語キノの解説を書く → 日本語版を参照する → ドイツ語(ry の繰り返しだった私生活に、この萌えに満ち溢れた(moevoll)ゲームは潤いを与えてくれるものと信じております。
予約特典とテレカまで付いて\7,140でしたからね。お得でしょ?

……いや、実のところ、ソフマップともあろう店が定価販売ってのはどうかと思ったんですが。
でも発売二ヶ月前から脳内のハサハが半紙に墨でしたためたMoeateの文字をしきりに見せてくるので、そのお告げに従わないわけにはいかなかったのです。
ハサハよ、私の財布から7140円を取り除かれますように。
しかし、私の望むようにではなく、あなたの御心の思う通りになりますように
(死の恐怖と戦いながら)


……「萌える」の能動態不定形はMoeareで良いのか (←閑話休題の意味)
まあそんな感じで睡眠時間を削りながらプレイしてるんですが、何せRPGというものが死ぬほど不得手なしえさんは未だ三話で詰まっております。
戦闘時に味方から戦死者(←語弊あり)を出さないようにする「ブレイブクリア」というプレイスタイルを目指しているため、何かの間違いで戦闘時に誰かが死ぬと容赦なくソフトリセットを掛け、結局は同じ戦闘を何度も繰り返し経験しているだけで肝心のストーリーは全く以って進んでいないのです。
……つーか、戦略性至上のシミュRPGなら、ユニットなんぞ捨駒くらいの気持ちで望んでもいいじゃねぇかよフライトプラン。頼んでも無いのに"BATTLE with BRAVE"の文字が戦闘画面に踊り出た瞬間には、やる気よりも先にまず絶望を覚えてしまいます。
あとBraveは名詞じゃなくて形容詞な (名詞形は通例Bravery)


Kino解説更新。今日は「多数決の国」について。


一言メール返信。

>千鳥様

露語は……アグリ嬢に頼みますか(※無茶です)
一応私もキリル文字だけはなんとか読めるんですが、単語はほとんど知らないんですよね。あと造格とかそのあたり。仏語は完全にお手上げです。
メ、メルツィビューコープ?(merci beaucoupと言いたいらしい)

>同志カッツェンバッハ

昼、夜、あと全部(親しみの挨拶)
一語一語きちんと辞書を繰って調べてみると、カルミナって案外こっ恥ずかしい歌詞が満載なんですよね。遥かな昔にあれらを著した修道士や学生たちも、よもや自分たちの落書きが後世このような形で羞恥プレイ世間に晒されるとは考えもしなかったでしょうし。
……もしかしたら、ここの日記も25世紀頃にはオラティエス・ダウェンハイミスとか題されて歌曲に仕上げられたりして。そしてわざわざ灰から甦って、改めて恥ずかしさに身を焼かれて再び眠りにつくしえさん。
そんな人生も悪くない。



12月 7日(木)
Hasaha, quo vadis?(挨拶)


もういちど、とうじょうするためにサモ4へ(ハサ9:4)

「購入したばかりの『サモンナイト4』が私の私生活に潤いを齎してくれると願っている」、と先週は書きましたが、実際には潤いどころかさらなるカオスがやってきました。
買う前から心配してはいたんですが、もう毎日徹夜
ドイツ語キノを読み耽り、英語キノの解説を書き、サモナイをプレイし、息抜きのためにドイツ語キノを読み、英語キノの解説を書き、そしてまたサモナイ(ry


それよりもですね、しえさんが気になっているのはですね、
20時間もプレイしてまだ第九話ってどういうことだ
……クリアするまでに全体何時間掛かるんだ。サモナイ2だと普通に50時間越えた記憶があるんですが、まさかそんなに掛かりませんよね。
ってか年末進行が始まるクソ忙しい時期に新作発売なんてしないでくださいよフライトプラン。社会人にはキツすぎる。
それにつけても、かくまでに私に睡眠時間を削らせ、魅了するはやはりサモナイが萌。
最新作たるサモナイ4に於いても、ミルリーフに「パパ」と呼ばれるたびに板垣風味のポーズで歓喜の咆哮を上げ、懐かしいキャラが友情出演すれば船渡風のレトリックで喜びの言葉を口走るほど――それほど、サモナイの萌えは深いのです。
メイトルペーァの出演率が高いのもいい感じです。できればついでにハサハも(ry


まあどんだけトホテァ・アウス・エリジウムなミルリーフが萌えようが、リシェルたんがツンデレ気味の幼馴染であろうが、しえさんの心は依然ハサハに帰依しているので、彼女らの輝きが翳って見えるのも仕方のない事です(※仕方なくありません)

「わたしの萌え、ハサハ・フクスオーァを知ることのあまりのすばらしさに、今では他の一切を損失とみています。ハサハのゆえに、わたしは他の萌えキャラに対する情熱を失いましたが、それらを塵あくたと見なしています。ハサハを得、ハサハの内にいる者と認められるためです。わたしには、新作から生じる流行の萌えではなく、ハサハヘの信仰による萌え、信仰に基づいて神から与えられる萌えがあります。わたしは、ハサハとその宝玉の力とを知り、その純粋さにあずかって、その幼子の姿にあやかりながら、何とかしてオタクの中からの復活に達したいのです」

……いい加減、ハサハをキリストに例えるのは止めよう止めようと思うんですが、あまりにもハマりすぎて止められない今日この頃。
しえさんもかつてはキリストの存在を疑いはせねど、しかしその死に心が動くことはなかったのですが、最近ハサハとキリストを重ねて見たらその損失が人類にとって如何に大きかったか、悔やまれてならないのです。
この前も、クレンペラーが演奏する『マタイ受難曲』を友人と聴きながら「つまるところ、13人の弟子はキリスト萌えで、ユダヤ人は秋葉原文化に無理解な世間の識者どもなんだよ分かる? 分かる? つまり性犯罪の温床だとか何とか言って世界に誇る萌え文化を取り締まろうとする輩はこの先2000年も全世界のオタクから排斥されて世界を彷徨う事にな(ry」一度精神科へかかる必要のありそうな御託を垂れまくってました。
しかし友人(昔はこの日記でも仮名を出してたあの人)もさるもの、しえさんの長広舌を聞き流しながら、『マタイ受難曲』が遂にピラトが群集の前に姿を見せる場面に入った瞬間、ぽつりとこう言いました。


「バラバとハサハって、響きが似てねぇか」


そしてタイミングバッチリに、ピラトの独唱。


>>Welchen wollet ihr, dass ich euch losgebe?
Hasahas oder Jesum,
von dem gesaget wird, er sei Christus?<<
「貴様達は私がどちらを釈放することを望むのか?
ハサハかイエスか
イエスは、巷では救世主と呼ばれているそうだが」


ハサハを!(Hasaham!)
……いや、そりゃいくらクリストス(※誤読注意)といえども、ハサハには換えられないでしょうよ。ごめんねドミネ・クリステ。でもハサハの方が大事ですから悪しからず。
奴を十字架に掛けろ!(フーガで)


なんだか完全に気狂いの書いた日記の様相を呈してますね今日。
そういや今年はボーナス出るのかな。できれば1.5ヶ月分くらい希望。



12月11日(月)
帝政ローマでこの先生きのこるには(挨拶)


はいどーもこんばんわ。『サモンナイト4』で「どうせ使わないからレベル上げなくていいや」と放置プレイを決め込んだアロエリーナが第10話イベントで強制出撃させられてドン詰まりしたしえさんです。
……これはアレですか。偉大なるメイトルペーァを蔑ろにした罰ですか。
こりゃフリーバトルでレベル上げせにゃコトだ!(戸田奈津子風に)


とか言いつつもやっぱりKinos Reise読んでます
……いや、だって可愛いんですもんエルメス。今ちょうど「コロシアム」読んでるんですが、寝ている間に帰ってきたキノを見て"Uaaah! Wann bist du reingekommen?"と驚くエルメスはとんでもなく可愛いです。
驚きすぎだろ、常識的に考えて……
reinkommenだから「ぬァー! いつの間に入ってきた!」みたいなニュアンスがあって面白くありません? (ありません)
あと、二日目の準決勝で戦うお姉さんがMädchenとか書かれていて萌えました。想像してみてくださいよ。金髪美少女が、しかもポニーテールが、全長132cmのクソ長いライフルを抱えて奮闘している姿を(ry
まあ金髪ロングでモシン・ナガン(ロシア製)つーとどこぞの看板娘しか思い出さないのが困りものですが。
……すいません、父姓と姓を間違えてたのは謝りますから、どうか撃たないで下さいお願いやめて(銃声)


最近ドイツ語キノを読んでる関係もあってか、しえさんの頭の中では外国語が再び趣味としての言語学がその魅力をふつふつと再燃しつつあります。
先もGoogle神様の御宣託を賜りながら、「『萌える』という動詞を如何に独語訳するか」ということを徒然なるままに考えておりまして、"mo-"を語幹とした規則変化動詞で過去形不定形はmöet、過去分詞形不定形はgemoenとする借用語にするか、それとも翻訳借用してknospenだとか、そして果たして本場ドイツのネチズン達は“萌える”という概念にどのような語を充てているのかと探し回っていました。
んで見つけたのが、ドイツ語で「崇める」という意味を持つ"anbeten"という動詞だったのです。
萌えという意味でanbetenを用いてる例はせいぜい2例しか見つからなかったのですが、考えたら日本語の「萌え」とは「崇める」と言い換えてもいいような性質を持っていやしないかと思った次第であります。
皆様も覚えがあるのではないかと思います。
何か、自分が――日本人が擬音語の持つ意味を半ば無意識のうちに正確に捉えるのと同じように――「萌える」という語で表現してしまっている行動とは、もしかしたら熱心な宗教家の抱く信仰に近いものがあるのではないか、と。
そう、わたくしHans Chenowthがハサハを信じ、崇拝するようように、人は己の心血を注ぐキャラを崇拝するのではないでしょうか――しえさんは、「萌え」というものを外国語を通して見てゆくうちに、そんな事を思ったのです。


……という話を先日の某チャットで同志皇翼様にしたら「萌えは『可愛い』の同義語だろプゲラ」と一発で論破されました。
つくづくバカだよな俺。
ちなみに皇翼様は現在サモナイ4も17話に突入しているそうですが、一体全体、一日に何時間をゲームに注ぎ込めばそんなハイペースな攻略が可能なんでしょうか。
社会塵(しゃかいじん)のしえさんにはそんな時間捻出できないよ!


正気にては大業ならず
サモナイ攻略は死狂いなり



……さぁーて、「平和な国」の解説書いて寝よ。
誰ですかそこで「自己満足コラム書いてるヒマがあったらサモナイやれ、そして萌えろ!」とか反駁の余地もない正論を振り回している方は。
かかってきやがれ、くそったれども。おれはもっと戦いたいんだ! かかってきて、おれと戦え!(猛る海兵隊員のように)




12月14日(木)
俺が死んだら一言 「ハサハ」だね(挨拶)



【啓示】


そんなことより聞いてくれよ大司祭よ。
イエスを謀る計画とはあんま関係ないんだけどさ。
昨日、近所の直線通りにある家に行ったんです。直線通り。
そしたらなんか弟子がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、
「過越しの祭り」とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、過越しの祭り如きで普段来てないダマスコに来てんじゃねーよ、ボケが。
過越しの祭りだよ、過越しの祭り。
なんかゼベダイの子とかもいるし。漁師風情が過越しの祭りか。おめでてーな。
よーしヨハネ聖体拝領しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
過越しの祭りってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
同じ椀に手を突っ込んだ奴といつ反目が始まってもおかしくない、
売るか売られるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。福音史家は、すっこんでろ。

で、やっと座れたかと思ったら、イエスの奴が、
「おまえ達の中の一人がわたしを裏切るだろう」とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、予言なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、あなたがたに言っておくが、だ。
お前は本当に予言をしたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、エレミヤの預言を成就させたいだけちゃうんかと。
武力革命主義者の俺から言わせてもらえば今、熱心党の間での最新流行はやっぱり、
イエス謀殺、これだね。
俺が接吻するふりしてローマ兵に引き渡す。これが熱心党の殺し方。
ローマ兵ってのは通常百人で構成されてる。そん代わり隊長は信心深い。これ。
で、それに銀貨三十枚(血の畑)。これ最強。
しかしこれを実行すると、次から全世界の信徒に非難されるという危険も伴う、諸刃の剣。
ファリサイ派にはお薦め出来ない。
まあ漁師のペテロは、鶏が鳴く前に三度イエスを否んでなさいってこった。



はいどーもこんばんわ。Kino解説に『平和な国』の分をアップしました。
英語版では"The Land of Peace"というタイトルになっておりまして、Kino No Tabi Vol.1の中では原作との乖離がもっとも激しい作品であります。
まあ、訳者のアンドリュー氏をして「忠実に訳したつもりだったのが、出版されたら全然違う話になっててビックリした。編集者に抗議したけどどうにもなんなかった」と言わしめたくらいのモンですから、その改変の酷さは推して知るべしでしょう。
まあ、長編として再編集されている事を考えれば妥当な改変だと言う事も出来るんですが。
え? どうしてアンドリュー氏がそう仰ってたか知っているのかって?
勿論ですよ。だってメール貰いましたから


……いやホント、自分でも予期しないタイミングで御大からメールを戴いた事に驚愕せざるを得ません。
メールには「手前のキノ辞典は役に立ったぜ!」の他に「"The Land of Peace"が酷くなったのは編集者の仕業です」といった愚痴事が書いてありました。どうもありがとうございますミスタ・アンドリュー。素晴らしきは、さんざん英訳版をこき下ろしてきた私にすらもメールを下さるアンドリュー・カニンガム氏の広き御心。
……ちなみに、こうした舞台裏の事情を暴露しているのは勿論氏の許可を得た上のことです。私が翻訳事情をこの日記で書いていいものかどうかお尋ねしたところ、氏は寛大にもKino No Tabiがああなったのが俺のせいじゃないって擁護してくれるのは嬉しいね! ホント、この手の編集側の改変は俺の名声を傷つけやがるぜ! フゥハハハーハァー」といった事を仰って、快く了承して下さいました。というわけで、このような形でまことに恐縮ですが、ここに情報公開させて戴きます。ありがとうミスタ・アンドリュー。


……ほんとに俺が受け取っていいのかな、氏のメール。
俺より他に適任がいると思うんだが。


サモンナイト4は全然進んでおりません。
現在13話ですが、なんかストーリー的にメイトルペーァが優遇されすぎだったり、Помшкаが足を引っ張ったり、果ては勝手にスポット参戦してパーティー枠一つ潰した挙句レベルが21でほとんど役に立たなかったガスパジン・Секторとか、色々と楽しませてくれます。
あといつも通りのクソ重苦しい雰囲気のストーリー。あれも楽しいです。


ストーリーと言えば、今回は離反した仲間を相手に回すというちょっぴりノワールな展開が用意されています。
「味方だと思ったら実は敵だった」という展開を見るたびにどうしてもオヴニル飛行隊とグラーバク飛行隊を思い出してしまうんですが(※医者にかかって下さい)、考えたらラストバトルがACE COMBAT 5風だったらそれはそれで燃えるなぁ、と。


Meitorupan Squadron≪薨れたすべての戦友たちの怨みよ、蘇れ!≫
Lisher≪セルファン、オルフル! 怨みがあなたたちを鈍らせる!≫
Lushean≪むちゃくちゃな逆恨みだ! 彼らのは!≫
Meitorupan Squadron≪貴様たちも、無辜の民たちの犠牲の痛みを思い知るがいい!≫
Lushean≪僕らには教科書の歴史の…そんな怨みを持ち出すな!≫
Meitorupan Squadron≪店主を殺せば壊走するぞ!≫
Meitorupan Squadron≪あいつだ! あいつを殺せ!≫



つーか参戦ユニット四人だけですか
……でもさ、制御を失ったラウスブルグを地表に衝突する前に破壊するっていうシナリオはそれなりに燃え(ry


……バカな事言ってないでさっさとサモナイ進めてきます。



12月15日(金)
"hymn"が発音できるようになるまで(挨拶)



同志の皆様が次々とサモナイ4をクリアしている中、しえさんはしえさんでKinos Reiseを読了しました。
お前なんかオタク失格だ!
……自分の中のプライオリティ(優先度)は今のところ Kinos Reise > Kino No Tabi解説 > サモナイ4 なんですよね。哀しいことに。
ほんとオタクにもれないオタク(※Chenowthは西尾信者に非ず)ですねしえさん。ちなみにアメリカ人が発音する「プライオリティ」はどう聞いても「プライアーリー」にしか聞こえません。本当に(ry


――Kinos Reiseですが、日本語版の内容の再現度はもはや再現ってレベルじゃねーぞっていうか新約聖書に匹敵する直訳っぷりです。こういうのを見るに、やっぱりドイツ語って表現豊かな言語なんだなァと。モトラドはそのままMotorradですしね(※当たり前です)
ただ、その直訳っぷりが災いしたのか、ちょっと信じられないような誤訳が散見されたのも事実です。特にしえさんが脱力してしまったのは、「平和な国」(また平和の国か)のある箇所。

「おはよう、キノさんにエルメスさん。押してきてくださってありがとう」

ここは三日目の朝、キノとエルメスを迎える博物館館長の台詞を日本語版から抜粋したものですが、この台詞の訳が戸田奈津子もビックリなものになっています。

"Guten Morgen, meine Herren! Es war sehr aufmerksam von Ihnen, das Motorrad hierher zu schieben!"

「おはようございます、お二方。モトラドをここまで押して来て下さるなんて、わざわざありがとうございます」


……説明するまでもないでしょうが、原版の「押してきてくださって」は「わざわざお時間を頂戴して申し訳ありません」の意味ですので、この訳は誤解に基づくものと言わざるを得ません。
まあ誤訳にしてはやたらハイレベルな誤訳ですが。


また前にも書きましたが、Kinos Reiseではキノの事を一貫してEr(ドイツ語で男性を表す人称代名詞)と書いています。まあ原版の構成を鑑みるに「やっぱ最初は男の子と思わせとかないとヤバいよなーだから妥当な判断だよなー」と思って読み進めてきたんですが……キノが明らかに「少女」と記述される「平和な国」(また平和な国か。どうしてどの版もここで躓くんだ)の当該シーンをドイツ語でワクテカしながら読んだ時、思わず目が点になりました。

"Vielleicht, aber wenn du älter bist, wirst du mein Gefühl verstehen. Spätestens, wenn du eimmal die Wärme deiner eigenen Kinder gespürt hast."
Kino antwortete nicht.

「たしかにそうかもしれませんね。でもあなたがもう少し歳を取れば、私の気持ちがわかるでしょう。遅くとも、あなたが自分の子供の温もりを感じた時に」
キノは何も答えなかった。


おにゃのこって明記しろよドイチュランダー
しかもこの後もキノを表す代名詞がsie(女性の人称代名詞)に変わる事はなく、キノはder Jungeとして旅を続けていきます……つーか大丈夫なのかコレ。ドイチュランダーはきちんとキノがメートヒェンだと理解してるのか。


一言メール返信。

>Mr.Kite
本当に自分には勿体無い程の名誉です。ただの三十路急接近中の独身男に、寄生獣やブギーポップを翻訳しておられる方からメールをいただけるなんて。
ちなみにそのメールは三流私大卒の英語を以って慎ましく返信させて戴きました。それに対するお返事も大変気さくなもので、私としては尊敬の念やら嬉しさやらで一杯です。
この感情を直接味わわせて差し上げる事は出来ませんが、どうか私の文面からそれを読み取って戴けたら幸いです。


あるいは、「キノの旅」に偏執的な思い入れを持っている男がいて、英訳版の訳者からメールを貰ったら、たどたどしい言葉で返信を書き、署名をし、返事がくるまでワクテカしながら待たないだろうか。
そして、返事が返ってきたら、メモ帳やFFFTPを開いて、『アンドリュー氏からメールを戴きました! 一緒に喜んでください』とホームページに書くだろう。


(ハサ 15:8-9)



12月19日(火)
『ハサハとヤニェク BWV838』J・S・Bach(挨拶)


サモナイ4もようやく14話。
どうして13話でドン詰まりになっていたかと言うと、たった八人だけで防御陣地の構築された橋梁を奪還するという戦史に類を見ないアホ戦闘をしていたためです。ハイ。
……橋っつーのは散開も迂回もままならないので、古来より戦闘に於いてはもっとも防御に適した地形であり、攻略するには最大の犠牲を強いるモノだったのです。いくら銃器がヘボ扱いの異世界だからといって、流石に八人で突っ込むというのは……げに恐ろしきは熱血主人公。その場のノリだけで、古の武将が培った戦訓すらも凌駕してしまいます。
まあノリだけで東西二正面作戦を展開したチョビ髭率いるドイツが2年後にはどうなっていたかを考えると、ライ君もそろそろ気を付けた方が良いような気もしますが。


ちなみに戦死者は今のところゼロ。わーい。
必死こいてレベル上げたお陰で、どいつもこいつも皆殺しです。13話のバトルの勝利条件は「敵リーダーの撃破」でしたが気にしません。立ち塞がる者は皆殺しです。リーリカルートカレーフー♪


閑話休題。
Kino解説更新しました。今回は「コロシアム」について。
いやー、これも原作からのアレンジが多くて苦労しましたね。ストーリーの趣旨そのものを覆すような改変は少ない方なんですが、I巻全体を長編として再構成するための仕掛けが随所に施されていたので。
しかし、ひたすら揚げ足取りに終始しているKino解説ですが、ChenowthとしてはKino No Tabiという作品に対しては割と高い評価を与えたいと思っております。もちろん原作と比して、単なる英訳以上の改変が行われている事実は否めませんが、「長編」という異なるアスペクトから『キノの旅』を読む機会を与えられたのもやはりこの英訳版を手に出来たおかげなのです。

……ってか今気付いたんですが、「森の中で」の解説スッ飛ばしてましたね俺。
短い話だから最後に回せばいいやと思って、そのまま放置するところでした。ああ、気付いて良かった。多分次の日記更新の時にお披露目できるので、どうぞ醒めた目で御照覧あれ。


え? ドイツ語キノ解説? やらねぇよんなもん


一言メール返信。

>月宮様
どうもはじめまして。ちょっぴりおつむの可哀想な状態の管理人のHans Chenowthと申します。
一応「キノの旅についての考察サイトの一」というような評判を頂戴している当駄文ハイムではこざいますが、やはり私も『キノの旅』の全てに通暁している訳ではありませんので、ここに書かれている事を鵜呑みにするのだけは避けるように注意して戴きたいと思います(笑)
私としては、このサイトに記した事を元に皆様が『キノの旅』に関する独自の見解を見出して、一人一人の「読み方」を養って戴けたら、と思っておりますので。
なので、月宮様が月宮様なりの解釈で『キノの旅』を読んだのでしたら、それはあなたにとっての立派な『キノの旅』であると思うのです。


……このサイトを開設して以来、なんだかしえさん自身も『キノの旅』という作品を多分に歪めているような気がしてきた。



12月20日(水)
ナガヰとモーニングコーヒー(挨拶)


必死こいて15話。
だんだんとレベルが伸び悩む時期に入ってきたので、倦怠感50プロツェント(※パーセント)アップ。いくらミルリーフやその他のキャラの生み出す萌えといえども、それらをしえさんから取り除く事は出来ません。
まあそれでも一度買ってしまったからには最後までクリアしたいという気持ちと、ハサハが出てくる可能性があるかもしれないのでChenowthは頑張れるわけですが。嗚呼、ハサハ。私にサモナイ4をクリアさせてください。プレイタイムが私にとって長すぎた場合には、最後までプレイできるように助けてください。


まあ出ないんでしょうがね。
そんなわけで、大好きなシリーズだというのに「チクショウ なんでいつも俺だけェ」と野沢那智風の呼吸法で呟きながら、今日もブラウン管に向かっていました。気分はジョン・マクレーン。つーかジョン召喚しようぜジョン。奴なら世界救うの得意だし。


というわけで理想のパーティ。

ライ
ミルリーフ
ミントねーちゃん
アーノルド・シュワルツェネッガー
ブルース・ウィリス
ジャンクロード・ヴァン・ダム
スティーヴン・セガール
ダニー・グローバー


後はサポート要員にチャック・ノリスでも迎えて、ターン変更時にランダムでサムラァイ サムラァイ ブーシードォーでもして貰えれば十分だと思います。特に戦力になるのはダニー。ダニーは凄いですよ。なんたってプレデター倒してますから。
もちろんセガールには嘘臭い日本柔術を、アーノ(※シュワルツェネッガー)にはターミネーター、ウィリスには「けだものどもめェー、ぶっ殺してやる!」と絶叫してもらい、ヴァンダムは勿論筋肉フィィィバ(しばらくお待ちください)


もう少しマトモに遊べないんですかしえさん
妄想するにしたって、もっと方向性ってもんがあるでしょうに。こう、ほら、エロパロとか。
それを何が哀しくてテレ東映画代表で構成されたパーティなんぞ想像してなきゃならないんだよコンチクショウ! コンチクショウ!
……さて、明日も早いので今日はこの辺で寝させて戴きま誰だそこで「寝ずにサモナイやれ」とか思ってる奴出て来(ry


……リタリンまだ残ってたかな。



12月21日(木)
甘いパンの祭り(挨拶)



はいどーもこんばんわ。夜食はチバ錠のしえさんです。
ついでに言うとこの日記の日付は21日になってますが、実際には22日です。コレを書いてるのは朝の5時です。おはよう。
……徹ゲーって辛いね。社会人なのに何してんだろ。俺。


サモナイ16話。
段々としえさんもヤケになってきたのか、戦死者は通算二人目。それまでは皆殺しクリアをモットーとしていたものの、敵さんのやや反則気味な攻撃とかどう考えても戦略的に仕組まれてるとしか思えない地形なんかにキレた挙句、さっさと敵将の首だけカッ捌いて戦闘を終わらせてしまっていました。
だけども、そこに敵を倒す快感なんぞ微塵も存在しません。
戦闘が終わればイベントパート、するとあら不思議、敵キャラは割と平気そうな顔でそこに立っているのですから。
……もっとこう、スカッとするイベントないかなァ。あとアツい台詞とか。


クリスマス? 何その大量消費時代を象徴するかのようなクソ行事。


一言メール返信。

>名無し様
自分では「ウケてんの俺だけじゃねぇかこの日記俺だけじゃねぇかウケてんの」と戦々恐々としている当駄文ハイムの日記ですが、これを面白いと感じていただける方がいると嬉しくなります。
嬉しくなるのと同時に、何ぞ悪い影響まで与えていやしないかと心配になりますが。
……というか、遺憾ながら減七で「ハーサハーム!」と叫ぶようになったらもう手遅r(ry

>同志皇翼
今日は徹ゲーでしたぜ。
その割に全然進んでないのは途中でディスク取り替えてエスコンやってたのとは全然関係ありません。ありませんとも。
偏光迷彩はヴァンダムが使用できるようです。彼はプレデターの中の人を演じてましたので。
ていうかリシェル可愛いよリシェル。夜会話ミルだけど。



12月26日(火)
東方の三ハサハ(挨拶)


【エヴァンジェリウム】

ていうかペテロさ、お前こう考えてんだろ?
俺ごときには親父に頼んで、十二軍団からの天使を
呼び寄せてもらう事が出来ないんじゃねぇかと思ってんだろ?
勿論出来るけどさ、お前、それでどうやって
聖書に書かれてる事が実現されると思うわけ?
俺はここで捕まんなきゃいけねぇんだよ!


――マタイによる福音書 26章53〜54節 (ヤニェク・チェノウスキー訳)




年末です。
どこの業界もそうなんでしょうが、Chenowthの行う仕事でも「年末進行」という一種の謀殺状態が毎年12月中旬あたりから頻発するようになります。通常の仕事を終えてからは事務所に戻り、残業と称してエクセルをカタカタ弄って、10時頃に事務所を閉めて、帰路の途中で主任にお酒を奢ってもらって帰ってきました。
そんな毎日です。
いい加減肝臓が危ないと思うんですが
……ちなみに、飲酒運転は危険なので(有酸素運動である自転車でやると強烈な酩酊を引き起こす)、最近は通勤車ノヴァヤハサハ号が事務所の屋内に置きっぱなしです。――嗚呼、神の名を関したチャリを職場に置き去るとは。憐れなりChenowth。


帰宅してからは、へべれけ状態でサモ4。
現在ようやく17話ですが、レベルをちまちま上げながら「何で敵ユニット20体からのトコに8人で突っ込まなきゃならねェんだよクソ! クソ!」と近所迷惑を顧みず叫んでおります。
……量的戦力差をレベルで埋めようったってそうは行かないだろうに。しかもアクションRPGならいざ知らず、ターン制の戦闘システムで2倍以上の敵を配置されるとちょっと困りますね。
まあサモナイの伝統って言ってしまえばそれまでなんですが。前作までと比べると、戦闘システムもかなり洗練されているので。
それにいくらアクションRPGと言ってもパラサイト・イヴみたいな戦闘システムは御免ですしね。死ねスクウェア


それにつけても自軍ユニットの戦力不足よ。
敵AIも進化しているようで、これまでのように遠くから遠距離攻撃カマして一匹ずつ誘き寄せてタコ殴りにしてやろうとすると全ユニットが金魚の糞の如く引っ付いてくるので、おちおち特攻も出来ません。
「よーしミリネージだけ釣ってボコってやろう」とか言ってたら三姉妹+片言+ジジィまでゾロゾロ出てきて撃たれるわ引っ掻かれるはおまけにジジィのせいでPARALYZE! Lv.1 PARALYZE! Lv.1 PARALYZE! Lv.1 PARALYZE! Lv.1 PARAL(ry

あーもっと強いキャラ使えないかなー。パパとか兄貴とか物理攻撃系ユニットはどうでもいいから、MAT/MDFがべらぼうに高い奴。
例えば、


▲ヨーゼフ・アロイス・ラツィンガー氏


全異常無効とか付いてそうです
問題はヴァチカンからどうやって異世界リィンバウムまでご足労願うかですが……まあポープ(註:教皇の意)も執務にお忙しいご身分でしょうから、ここはポープを召喚するのは諦めて、代わりにイェーズス・クリストゥスでも(ry


このまま考え続けると不思議なラッパ(トゥーバ・ミールム)で聖人を呼び出して屍人兵として徴用とかちょっと人間として許せない妄想に走っちゃいそうなんで、ここらで失礼。
……もっとこう、妄想すんなとは言わないから、エロとかそっちをお願いしますよしえさん。エロパロの依頼も受けてる事だし。


ってわけで姫の忠臣達に対抗するためにメフメト二世とオスマン・トルコ艦隊を(ry


補遺。
チースタヤ・ハサハ号にアルミ製ベアリングプーリーを装着。さよならブッシュベアリング。
どんどんデフォルトパーツが無くなってくぜヒィヤッハァー! 初めからティアグラ組とか買えばよかった!
……もうチマチマ改造すんの止めて、いっそ20万くらい積んでアルテ組とか買っちゃおうかな。このままじゃ10速化すら覚束ないし。



12月27日(水)
前世はきっとショカコーラ(挨拶)


サモンナイト4、ようやくクリア。
総プレイタイム50hっつーと、過去一年間のACE COMBAT 5に於ける飛行時間とほぼ同じなんですが、それを一ヶ月で終えてしまうとは……いやはや、偉大なりやサモナイが萌え。
まあエンディングのミルリーフの笑顔に徹夜する程の価値が果たしてあったかと言われるとまたその辺が微妙なんですが。
……あのアホ毛はどっから生えてんだ。


それにしてもラスボスの固さよ。
レベルを38まで上げて挑んだ割には、ペース配分を間違えてMPの殆どを前半戦で使い切ってしまい、後半は巨竜にひたすらガチンコ勝負を仕掛けてました。
戦闘中に何度もやる気を削がれそうになったのですが、その度に奮発して買ったブランデー(お酒控えて下さい)を舐め、自らを鼓舞するかのように不敵な笑みを浮かべ、そしてモティベーションを上げるための魔法の言葉を口にして再び挑戦。

魔法の言葉。
「モービウスワン、エンゲーッジ」

相手は戦闘機なんかじゃないんですが
とか諌めてももう遅い、しえさんはSRPGに於いて最も危険なワンマンアーミー思考に取り付かれ、ライ君一人で見た目がポリゴン粗っちょっとネオエクスデスっぽい巨竜に突っ込んでいきましたとさ。おまけに竜さんの無差別落雷攻撃が来るたびに「インパァークト、ナウ!」とか「インカミーン!」とか叫ぶ午前2時のChenowth。
まあ、何が最悪かって、そんな戦略性もクソもない戦い方で勝っちゃったもんだからタチが悪いんですが。要するにただのゴリ押しじゃねぇか。ブレイブ狙いの先達を少しは見習え。


50時間と引き換えに得たもの。
・総合評価C
・ミルリーフの笑顔
・二周目へのデータ引継ぎ


それで全てだった(O・ヘンリ風に)
――いや、最初の二つはそれなりに満足してるんですが、データ引継ぎが、ね……
しえさんの中では「二周目」というモノは「一周目の装備或いはレベルを継承して、チート並のゲームバランスでスイスイ遊ぶリプレイモード」というような認識になっているわけですね。エスコンしかり、メタルギアしかり。
しかし、サモンナイトシリーズは伝統的にユニット単位の性能に関わる要素を一切継承しないようになっているので、武器装備はおろかレベルすら持ち越されません。
つーわけで、しえさんがリシェルに萌えようとして二周目行きを企むと、再び50時間が吹っ飛ぶというわけです。
どうしろってんですか


――若い頃だったら出来たんだろうがなァ。50時間くらい。
でもしえさんも今やりっぱな「おやじ」ですし、姪からはおじちゃんと呼ばれる歳になりました(当たり前です)。ついでに徹ゲーしただけで無精ヒゲ炸裂です。
こんな老体には50時間を供出するのすら辛い。というか無理。
全キャラのEDをコンプした人間とかサモナイシリーズが始まってからこっち存在しないんじゃないだろうか。だって単純に考えて、プレイ時間だけでも一周50時間*キャラ15人*主人公2で1500時間≒62日間≒2ヶ月掛かる計算になりますし。
……定年迎えるまでに終わるかなァ。


え? ストーリー?
いつも通りでした。良くも悪くも


補遺。
ラスボスは触手ブッた切ると攻めやすくなったそうです。
面倒だから切らなかったのを今更どうしろと



12月30日(土)
ニェーメツと呼ばないで(挨拶)


【吾はハサハ】

「ボンジューゥ! ジェメッペル、ルナーァ。コマンサヴァ?」


本来なら「ジェメッペル、ハサハ」なんでしょうが、フランス語ではHを発音しやがらないそうなので諦めました。アサーなんて発音されても困るだけですし。
これだからフレンチマンは(訳註:French manには口唇性愛を行う同性愛者の意あり)。狐がRenardってどういう感性してんだ。男か、狐は。ヨーロッパの癌どもめが!
……あれ? でもドイツ語でもder Fuchsだから男性名詞じゃん(愕然としつつ)
――そういや最近気付いたんですが、英→スラヴの音韻推移の法則(H→G)を鑑みるに、「ハサハ」をロシア語で発音すると「ガサガ」になるそうです。だってほら、ホリゾント(Horizont)の事をゴリゾント(Горизонт:Gorizont)とか書くし!
我が家のハサハ号二台も名前変えなきゃならんのか。ノヴァヤ・ガサガ。チースタヤ・ガサガ。
そんなの嫌だ。


そういうわけでこんばんわ。ようやく年内の仕事が終わったHans Chenowthです。
もうそろそろこの仕事も長いので、今年は年明け三日までお休みもらえましたよ。まあ実は先月働きすぎて、その調整の意味も兼ねての休暇だそうですが。
昨日は仕事収めだって事で、主任やら上司の方々とお酒を飲みに連れて行ってもらいました。10時頃になって、いい感じに酔っ払ったところで退散しようとしたのですが、店を出た直後に携帯電話が鳴り出します。

しえさん「プロスィム?」
知人「俺」
「エル・アミーゴ!」
「お前ホント日本語話さないな」
「すまん、何」
「今……屋で飲んでるんだけどさ、来ない? ヴェスペさん達も来てるけど」
「モビウス1、エンゲージ」


……そういうわけで、昨日は閉店まで飲んでました。仕事の関係の人たちと一緒に一杯、オタ仲間のために二杯。
600ペンスは少なすぎて長持ちしない。際限なく全員が飲むときは。


イン・タベルナ・クァンド・スムス(ラテン語で「閑話休題」の意味)
急に忙しさから解放されてしまうと、逆にやる事が無くて途方に暮れてしまうものですね。
仕方がないので両ハサハ号の整備でもして一日潰す事にします。モスポールしている部品類も整理しなきゃいけませんし。
……それにしても、妹君から「正月くらい実家に顔出せ」とのお達しが頻繁に来るのが目下悩みの種。嫌だよ、行きたくねぇよ。つーか去年行ってロクな結果にならなかったじゃねぇかよ。


ウソドイツ語講座。

die Zundelin 【女性名詞】
(女性の)ツンデレ。
ツンデレの性格を持つ女性。

単数複数
die Zundelindie Zundelinnen
der Zundelinder Zundelinnen
der Zundelinden Zundelinnen
die Zundelindie Zundelinnen


つまり、リシェルはツンデリンです (PowerPointのクリップアート風の笑顔で)
形容詞形への変化が許されるならばdie Zundeliche Jugendfreundin(ツンデレっぽい幼馴染み)と称した方がより正確なんでしょうが、まあ、その、とにかく何だ。リシェルは可愛い
二周目は夜会話制覇してやるから待っとれこのヤロウ!
……でも、いくらリシェルの怖いくらいのツンデレっぷり(Die Lishers fürchterliche Zundelichkeit)を拝むためとはいえ、また50時間費やすのも考えモンですね。ほら、こう、ゲームは一日一時間を遵守(←嘘800)する身としては。


あとは特に話題はないです。
お年賀企画なんてのは当駄文ハイムには存在しませんので、2007年は期待しないで下さいね。ではまた来年。



12月31日(日)
来たれ、甘き2007年よ(挨拶)


――この挨拶からエヴァを思い出すより先にマタイ受難曲のアリア“Komm, süßes Kreuz”を思い出した方は末期です。こんばんわ。


1月1日は初日の出を見に江ノ島へ行ってきます。
探さないで下さい。