9月 2日(日)
ウィラメッテでこの先生きのこるには(挨拶)



 とりあえず一通り実績解除にも成功したので、一つ『デッドライジング』に登場するステキな気狂いの皆様の紹介でもしてみようと思います。



・フランク
 主人公。実は『デッドラ』で最もイカれた人。
 レベルが上がるにしたがって狂気の度合いも増してゆき、ゾンビにボディーブローをぶち込んだ挙句腹ワタを引っこ抜いたり、ジャイアントスイングを仕掛けたり、首を捻り取ったりし始める。最初こそ慎ましくゾンビだけを殺しているが、そのうち残り少ない生存者や軍特殊部隊までもをその手にかけることに。
 また、非常時に全てをうっちゃって写真を撮り出す奇人でもある。

・おにいちゃん
 事件の首謀者であるタコス野郎。銃器や体術を駆使し、幾度となくフランクの行く手を阻んでくるが、最後はあっけなく肉屋に捕まって死ぬ。
 途中でパチャママ萌えをカミングアウト。

・イザベラ
 タコス野郎の妹。屋根裏でひきこもり生活を送るおにいちゃんのパシリとして、ショッピングモール内のスーパーに何度となく出入りしている。何度目かのお使いで万引きを店長に見つかり、武装カートに乗せられて束の間のドライブを楽しむ。

・カメラ小僧
 カメラマン。相手を苛立たせずにはおけない喋り方や容貌が特徴。
 最初は単なるウザい奴止まりだが、生かしておくとそのうちフランクと敵対するようになるので、二周目以降は初登場と同時に死体にするのがオススメ。

・囚人三人組
 どっからか脱走してきたアホ三人。ハンヴィーとM2重機関銃とバットで武装している。
 フランクを攻撃しようとハンヴィーで追ってくるが、時折木に引っかかって動けなくなり、その隙を狙ってボコボコにされることが多い。なぜ発狂したのかは分からない(そもそもマトモなのかもしれない)上に、倒しても特別なイベントが挿入されないために印象はイマイチ薄いが、ブッ殺してもそのうち復活するという異常なまでの生命力に於いて他のサイコをはるかに上回っている。

・スーパー店長
 スーパーの店長。商売人の鑑。
 「非常事態だから」という理由で店の商品を掠奪する輩に対し、ショットガンと鋤をくくり付けたショッピングカートで立ち向かう正義のヒーロー。フランクに敗れた後も、店の事だけを心配しつつ死んでいった。最後の言葉は「掃除しろ! 6番レジ!」

・ガンショップ店主
 銃砲店の店長。修正第二条の申し子。
 「ゾンビと戦うため」と言って店の商品を持っていこうとする生存者を容赦なく射殺。フランクもついでに射殺しようとするが返り討ちに遭う。フランクの攻撃は致命傷とはならなかったものの、慌てて店外へ逃げようとしたところを自分が射殺した生存者のゾンビに襲われて絶命。
 『デッドライジング』では銃器を手に入れる際にコイツとの戦闘がほぼ必須なものの、近接戦闘武器の方が使い勝手がいいのと、コイツに対する安定した戦法が存在しないことからしばしば無視されたままクリアされる

・ピエロ
 チェーンソー二刀流のピエロ。
 特定のモーション時以外はフランクの攻撃をガードするという厄介な特技があるため、ロクにダメージを与えられない強敵。その上、装備したチェーンソーがなかなか高威力と困ったボスキャラ。
 なんとか倒すと、デッドラ一、二を争うグロムービーの後にチート並みの性能を持つ武器「小型チェーンソー」が手に入る。これを手に入れるため、毎周ごとに挑戦するプレイヤーも多いだろう。

・ベトナム帰還兵
 巨大な蛮刀を持ったジジィ。
 頭がイッちゃってるためにフランクをベトコンと勘違いし、ホームセンター内部の空間を自由自在に使いながら変則的な攻撃を仕掛けてくるが、稀に床下に逃げ込んだはずが棚の上から登場したりする。
 サイコの中では珍しく、死の際に正気を取り戻して自らが発狂に至った経緯を語る。フランクもそれに同情したのか、死体の瞼を下ろして立ち去った。

・射的屋親子
 人間のクズと、そのゴミ息子二人。特に理由もなくフランクを狙撃しようとする。
 ゴミ息子のうちの一人は気弱な性格のようで、ムービーではフランクを撃つ事に躊躇いがあるような素振りを見せるが、ゲーム中では構わずバンバン撃ってくるので容赦は無用。死亡時のムービーは無いため、サイコの中でもイマイチ存在感が薄い。

・ピザ婦警
 ビッグマックとコーラで育ったデブ女。モール内が無秩序状態になったのをいい事に、美女を拘束して日頃の劣等感やら鬱憤を晴らしているナイス糞野郎。
 スタンガンや拳銃、果てはその巨体を生かした体当たりなどでフランクを攻撃するが、最後はフランクを役立たずの粗チンと口を極めて罵りながら絶命。『デッドライジング』が全年齢対象でない所以は、残虐表現というよりコイツの台詞にあるのではないかと思われる。

・スライディング教祖
 カルト教団の教祖。この非常時に何を思い立ったのか、信者と共に映画館で生贄の儀式を行おうとする。
 見た目とは裏腹に結構な強敵で、ダウンを奪うのも難しければ、攻撃時の隙も小さい。移動速度も速く、その速度のままスライデンングを仕掛けてきたりもする。攻撃力の高い武器で、攻撃後の瞬間を狙って一撃を加えて逃げるヒット・アンド・アウェイが有効だろう。
 フランクに負けると自作の神像にすがりついて祈ったりする。しかし甲斐なく、おまけにバランスを崩した神像が転倒。意匠として神像に突き刺してあった剣も一緒に倒れこみ、右目を直撃して絶命。

・スライディング信者
 ボスキャラではないが、スライディング教祖の部下たち。黄色いレインコートが特徴。
 教祖の登場とともにしばらくモール内に出現しつづけ、ナイフと爆弾で肉弾攻撃を仕掛けてくる。中身は人間のはずだが、何故かゾンビに襲われる事がない。
 接近戦時に稀に目潰しを使う場合があり、これを喰らうとフランクは咳き込んでしまう。この隙に近付かれると、そのまま拉致されてどこかへ連れ去られる。この場合、身包み剥がれてパンツ一丁で特定の地点からリスタートすることになる。

・ガリメガネ
 火炎瓶を持ったやせぎすの青年。サイコの中では割と屑人間。
 なかなか足が早く、火炎瓶を撒きながら逃走するために追跡するのが一苦労。だが一度追いついてしまえば、耐久力が低いためにタコ殴りにすることができる。そうやってフランクに追い詰められたガリメガネ君は火炎瓶を落としてしまい、自分の股間に着火。燃える燃える。
 この際に消火器を使って救出する事も可能だが、屑なのでそこまでしてやることはない

・肉屋
 精肉所で働くデブ。肉切り包丁と笑顔がラブリー。
 イザベラのおにいちゃんを捕まえて、文字通りの意味で挽肉にしようとする。奴に辛酸を舐めさせられ続けてきたフランクとしてはいい気味なのだが、おにいちゃんから訊きたい事がある以上は助けざるを得ず、結果としてこのデブと戦うことになってしまう。近付かなければ攻撃してこない良いヤツ。
 死に様は至ってシンプル。どうせならよろめいた拍子に挽肉器に巻き込まれてブシャーといったような演出が見たかった。

・ハサハ




9月 5日(水)
ランセンもたまには思い出してね(挨拶)



 どうもこんばんわ。仮の同居人と『OverG』を楽しんでおりましたところ、ひょんなことからJAS-39グリペンは可愛すぎるという結論に達したHans Chenowthです。
 いいですよねぇ。デルタ翼の不安定性を克服するために、絶えず空気の流れを制御しようとしてパタパタ動くちっちゃなカナード。コンパクトな外見。脚立や大掛かりな設備がなくともある程度の整備が可能という手の掛からない機体構成――プリチーな部分は数知れません。
 エンジンとか航続距離がちょっとアレですが、その辺はいわゆる「ドジな面」としての萌え要素でしょう。機能的にカンペキなヒコーキなんてのは見ていてつまらないもんです。
 F-22とか。


 ちなみに、スウェーデンのジェット機は他にも面白くて可愛いのが色々とあるんですが……しえさんが仮の同居人に対して「SAABならどの機体が一番だと思う?」と訊ねたところ、予想されたドラケンやビゲンなどではなく、「トンネン」という非常に雄々しい答えが返ってきました。
 ……アレね。付き合いは長いつもりでも、他人の意外な側面を発見して驚くという事は無くならないもんですね。



▲SAAB-29「トンネン」





 紀伊国屋BookWebに注文してあったErdbeeren & Marshmallows(苺ましまろの独語版)がそろそろ届くそうです。いや、前は買うか買うまいか迷ってたんですが、遂に我慢できなくなって。
 それにしても、ユーロって高いなァ……6ユーロ半のマンガが日本じゃ1,100円ですぜ?
 それを四冊も頼んだもんだから、しえさんの財布は戦々恐々。しばらく昼飯抜きですね。
 最近とにかく本が読みたくて仕方が無いです。本。『よつばと!』なんかも読む読む言っておきながら新刊が続々と出てしまって、もう手がつけられない状態。
 まぁいいか。気長に。




9月 8日(土)
救われるべき者を救われる方(挨拶)



 Erdbeeren & Marshmallows到着。とりあえず四巻まで。
 印刷が汚かったり、断ち切りがズレまくってたり、果ては光沢紙のカバー無し(直接カラー印刷してある)だったりとぶっちゃけ同人誌レベル安っぽい外観ですが、まぁちゃんと右綴じになっているのでよしとしましょうか。日本のマンガは、とかくメリケンやユウローパでは左綴じにされがちなもんで。しかもコマの進め方も左綴じ準拠にするために、ページをそのまま反転印刷するという事も日常茶飯事。
 これだと、例えば襟の合わせや構図のディティールなどが致命的なまでに崩れるモンなんですが、ドイツ人はそこんトコをよーく分かってますから、合えて右綴じを採用してるんですね。マラジェーツ。
 ただ、やはり右綴じというのはドイチュレンダーに馴染みがないのか、左綴じのつもりで最初のページを開くと(つまりマンガでは本来奥付などが位置するページ)、「このページは本書の最終ページですが、なんで後ろから読んでるんですか? いきなりエンディングを見て読書の楽しみを台無しにしたいんですか?」というやけに挑戦的な警告文が印刷されております。ついでに一般的なコマ割りの例示までしてあって、初めてMangaというものに触れるドイツ人でも話の流れをスムースに理解できるような配慮がなされているのもこの警告ページの特徴。
 親切なこってすね。


 ちなみに、一巻の表紙にのみドイツ語の煽り文が印刷されています。
 日本語版の煽り文は「かわいいは、正義!」というロックウェル硬度にすれば68くらいありそうなモノでしたが、ドイツ語版はそれを遥かに超えています。
 もう説明すんのも面倒なので、ここに全文転載。ごめんよTOKYOPOP GmbH。

ERST RUBBELN, DANN RIECHEN!
Komm nä:her! Ich rieche nach Erdbeeren.


 ごしごし擦ってみろ、薫りだすから!
 おいでよ! わたしはイチゴの香りがするよ。



 エロく聞こえるのはしえさんだけですか
 ……この短い文章が何を言わんとしているのかはよく分かりませんが、そこはかとなく漂う官能の響きだけは充分に伝わってきますね。このコピーを考えたのが誰だか知りませんが、コイツは間違いなく本編を読んでいないでしょう。もし少女たちを主役としたほのぼのストーリーをカンペキに理解していならばこんなコピーを思いつくはずがつーか書いた奴出て来いよ
 あと「石川」を"Sekikawa"って訳した奴もちょっと顔貸しなさい。……いや、これは仕方ないか。


 して内容の方なんですが、なんというか……うーん。
 これが例えば『キノの旅』を独語訳したKinos Reiseであれば、元々が「様々な文化の国を旅する」というコンセプトであるが故に、諸々の文化的な基礎知識を必要としない分だけに注釈も少なくて済んだのでしょうが、『苺ましまろ』は現代日本の現代っ子たちを文化としたマンガです。
 登場人物(特に美羽の)の言葉遣い、(特に美羽の)思考体系、(特に美羽の)放埓な行動は現代に生きる我々ですらも「あるあるww」と「ねーよwww」の相半ばする笑いを以って受け入れられる類のもので、それこそが『苺ましまろ』の楽しみに他ならないのですが……そもそも異なる文化的基盤を持つドイツ人がこれを(例えドイツ語訳してあるとはいえ)読んだところで、果たして面白いと思えるのかは大いに疑問です。
 一例を挙げますと、一巻の第一話、美羽と茉莉ちゃんが伸姉に拉致されて伊豆まで連れて行かれる場面。
 日本語版では、行き先を尋ねた千佳のメールに対する返信が「伊豆方面」という四文字で示されているという簡潔さ、奇想天外さ、そのインパクトが半ば「面白さ」そのものだったとしえさんは思うのですが、ドイツ語版では「伊豆方面」と書かれた箇所にホワイトが塗られ、代わりに"SIND AUF WEG NACH IZU(伊豆に向かってる途中)と印字されています。
 ……冗長すぎて面白さを損ねてるとか以前にドイツ人がIZUが何処かを知ってるわけがないような気もしますね。注釈もないし。
 他にも千佳の頬の「家出中」の落書きが削除されていて、話のオチ自体が完膚なきまでにスポイルされていたり、原作では版権や商標の絡みから微妙に捻った変名を使っていた商品がそのまま実名でローマ字転記されていたりと、なかなか楽しませてくれます。あとセリフの話者が取り違えられてる箇所が(これはよくあること)いくつか。
 それと、別に本筋には直接関係ないんですが、一巻カラーページの時点での伸姉の全財産を示す「143円」という金額が「だいたい1ユーロだよん」という注釈によって簡潔に示されているのがなんだかムカつきました。あると言うには少なすぎ、無いというにはあるような気がするこの微妙な金額が、ユーロッパ人にとってはワンコインで示されてしまうのかと。
 ……つくづく、ユーロ高いなァ。


 まぁ、現代ドイツ語の言葉遣いや間投詞、外来語の普及状況なんかが分かって、これはこれで面白い読み物なんですがね。
 ちなみに、Kinos Reise「日常的に使うのかコレ?」と疑問に思った"verdammt"(くそったれな)という形容詞ですが、Erdbeeren & Marshmallowsでも美羽や伸姉やらが多用してました。
 別にいいのかな。原義的にも「呪われるべき」とか「弾劾されるべき」みたいな意味しかないから。
 あと、伸姉は高校生ではなく、一貫して「第十学年生」と紹介されています。向こうの教育制度は日本と違って柔軟性に富みまくっている(※第五学年から基幹学校、実科学校、ギムナジウムのいずれかへの進学が選択可能)ので、日本の小学校、中学校、高校といった括りに対応する概念が存在しないためです。
 ギムナジウム生の伸姉とか想像できんな。



 ここのところ、『CG定点観測』様のトコロで毎日「ハサハ」をキーワードに検索をかけるのがしえさんのライフワーク。
 未だに描かれ、アップされ続けているあたりがハサハの素晴らしさを傍証しておりますね。最近では『ぼしのーと。』なるサイト様で一枚発見したり。マラジェーツ。
 いあ! いあ! はさはあ! はさはあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ  あい! あい! はさはあ!
 ……サモナイでもそろそろクトゥルフの眷属を召喚できるようにならないもんかな。
 新作のツインエイジではその辺が追加されてると嬉しいんですが、多分無理でしょうね。流石にヒヤデス星団から遠路はるばる呼び出すのは手間でしょうし。



・Charakter
 ドイツ語で「性格」

・Chara
 ドイツ語で「性格」を表す語の最初の二音節だけを切り取ったものだが、狭義的にマンガの登場人物を示す語としてドイツ語圏内に定着し始めているらしい。



 しばらく忘れてた一言メール返信。

>皇翼様
 仮の同居人に部屋の半分を占領されましたが、それのどこがめでたいのでしょうか。
 カムバック俺のプライバシー。
 コムト俺のプライバシーヴィーダー(分離動詞を用いながら)

>月宮様
 情報提供ありがとうございます。
 "Kino"という語自体はドイツ語の授業では必ずといっていいほど目にする単語ですね。前置詞と格が対応する例としてよく"Ins Kino"(映画館の中へ)が挙げられるので、おそらく時雨沢氏もそこで見知ったのではないですかね。
 「キノ」という名前の由来として、辞典の方に追記させて戴きます。

ディープスロート様
 あんなブリキ缶チハたんばんじゃーい。




9月17日(月)
おれは恐れちゃいない(挨拶)



 ある日、帰宅したら先に帰っていたらしい仮の同居人がものすごい剣幕で「ゴキブリが出た!」と言ってきました。
 普段のしえさんは心優しい男なのですが、仕事帰りの不機嫌な状態でイキナリそんなどうでもいい事をまくし立てられたもんですから、思わず「オレん家はゴキブリが出るほどみすぼらしいんか、あぁ!?」という、的外れというかほとんど言い掛かりに近い科白を怒鳴ってしまいました。――何やってんですかしえさん。
 その日はそのまま不貞寝を決め込んだものの、しかしゴキブリの出現が事実だとすれば、それは忌々しき事態です。
 ゴキブリ。
 ドイツ語で言えばカケルラーケン。
 ポーランド語で言うと「プロシア人」らしいアレ。
 おまえらそんなにドイツが嫌いかまぁ、しえさんもあの「同居人」と呼ぶにはいささか抵抗のある黒い生命体が好きではないので、なんとかして退散願わなくてはいけませんね。しかし去年のようにバルサンを焚くには部屋が散らかりすぎてるので、今年は毒餌による掃討作戦を検討してみました。
 しかしゴキブリ用の毒餌というものは高価です。
 その上、敷設する個数は五平米あたり6〜8個。約30平米の我が家の場合、全部合わせて最大で50個前後の毒餌を設置することが必要となる計算になります。
 毒餌は12個入りで定価800円ほどだそうですので、もし規定どおりの量を用いるとしたら4000円ほどの予算が必要ということですね。
 ……高いなァ。
 仕方がないので、規定の個数は置くとしても、そのうちのアース製薬謹製のブラックキャップが占める割合を20%ほどとし、残りは百均のホウ酸団子で賄うというハイ・ロー・ミックス構想で乗り切ってみようと思います。
 なに、アメリカだってやってる。



 Xbox360の上位機種が遂に某イベントで公開された模様。
 まァ覚悟はしてましたよ。うん。GPUの上にドライバ配置するサウナ設計とか、吸気口にHDD貼り付けて窒息させる酸欠構造とか、ありゃどう考えても改良の余地は残されてましたもんね。改修型が出るなんてのは予想の内。
 でもやっぱりくやしい
 ……なんつーか、アレですよね。欠陥品のTF-30エンジンを搭載したF-14を買わされたイランも、後にF110に換装されたB型を見てこんな気分になったんでしょうかね。メリケン人はこういう後出しジャンケンみたいな事を平気でやりよる。
 戦闘機の例え話が出たついでに言っちゃいますが、MYKROSOPHT社は旧型Xbox360の近代化改修なんかをオプションで用意してくれないものですかね。どうせ内部部品なんぞある程度アッセンブリ化されてるんだから、適当にブッこ抜いて新しいケースにテキトーなデバイスと共に収めればそう手間でもないと思うんですが。ついでに規格公開して、サードパーティー製の静音ドライブとか省電力型のなんやかんやが充実するとか。ないか。
 まぁいいよ。埃対策の網戸ネットとか、メタルラックとかで細々と故障対策続けていくから。




9月21日(金)
いい男が死にすぎた(挨拶)



 TGSのエースコンバット6トレイラーを見ました。
 箱●はこういうのが直接ダウンロードできるからいいね。



 そんだけです。
 今は繰り返し観ながら体中の穴という穴から汁垂れ流してる。




9月26日(水)
がんばって逝きましょう(挨拶)



 どうも。「リィンフォース」と聞くと、ついついReinforcementと名詞形にして「増援」と訳してしまいたくなるChenowthです。
 そんなミリタリッシュな脳味噌が災いしたのか、なんと『バトルフィールド2 モダンコンバット』を購入してしまいました。
 先日Xbox360本体同梱ゴールドメンバーシップが失効したものの、11月のエスコン発売まではシルバーでも構わない。でもそれまで楽しめるゲームを買って、11月までの繋ぎにするべよ――と思い立って買ってみたのですが
 何ですかこのオンラインゲー
 オフラインが充実してなさすぎてしえさんビックリ。一応これでもFPSはメダルオブオナーなんかを嗜んでおりますが、ここまで無味乾燥かつリアル風味にされると逆にやり辛いものがありますね。うっかりノルマンディー気味に特攻すると集中砲火喰らってすぐに死亡したり。
 ちなみにこのゲーム、FPSとしては珍しいコンボシステムっぽいものが採用されておりまして、コンボタイム中に敵兵を一定数倒すと階級が上がったりします。すると体力や攻撃力、武器の装弾数が強化されて、より戦闘が有利に展開できる……という触れ込み。
 ですが実際には、コンボタイムを維持するだけでもフルボッコにされがちで、体力の少ない初期状態ではロクにコンボを繋げられない事もしばしばです。そのため階級は上がらず、そしてステータスは弱いまま……という悪循環。
 ――慣れれば余裕なのか、これ。それとも実績解除はオンで行うことが前提なんでしょうか。


 でもリアルでいいですね、コレ。
 やられたときの科白一つとっても、アメリカ軍だと「コーァマン!」で、NATO軍だと「メディカップ!」。中国軍は分かりませんが、中国語っぽい訛りの英語で何事かを喋ってくれます。
 たまにどう考えても少なすぎる人数で上陸作戦とか対空砲満載の地域にヘリ一機で空挺強襲なんかもやらされますが、まぁそこはゲーム的な“ウソ”として許容できる範囲でしょう。――未だにクリアできないけど。



 長年使ってきたマウスが不調。
 分解清掃はしてみたものの、やはりダブルクリックが暴発する症状は改善されず。スイッチがバウンドしている疑いアリ。
 ……ハァ。マウス探すの面倒なんだよなァ。今時PS/2接続のマウスなんてそう見つかるもんじゃないし、我が家のPCはマウスをUSB接続すると不具合頻発する仕様なんで。
 さっさと最新鋭機に換えればいいのは分かってますが、でもホラ、ねぇ……(←中年特有の意味をなさない間投詞)




9月29日(土)
バックスタブでこの先生きのこるには(挨拶)



 ゴールドメンバーズシップを購入。
 ゲイツの野郎に貢いでまでオンラインを遊ぶ事の是非や、そもそもオンライン課金制度自体がが守銭奴っぽいXbox Liveのスタイルなどに関しては諸説ありますが、しえさんとしては遊びたいゲームを遊ぶだけですので気にしない方向で。次世代ハード論争についても、PS3だろうがXbox360だろうが面白そうなゲームのあるハードを手に入れるだけの話です。金? 昼飯抜け。

 そんなわけでBF2のオンラインに参戦してみたのですが、存外にカオスな戦場でビックリしました。
 参加者はほとんどバラバラに行動、乗り物は取り合い、おまけに戦闘に関してはどっから狙われたかも分からないうちに死んでるというような状態。慣れるにしたがって幾分マシになったものの、今度は横走りやジャンプを利用した回避行動を取りながらショットガンを連射するという、到底リアルとは言い難い戦争が繰り広げられる始末。
 ボイスチャット機能も付いてますが、シャイな外人ばかりなのかロクに話をしません。なんか聞こえたなーと思うと「Fire in the hole!」(※爆発するぞ!)という絶叫で、数瞬後には手榴弾で巻き添えにされて死亡。マトモな会話もしましたが、それすらも

Chenowth(ハマーの運転席)「上の50口径乗れ」
外人(銃座)「おk。お前、運転の仕方分かってんだろうな」
Chenowth「おれはそう思ってるよ」
外人「オレらゲーム世代だから。ほら、あるだろ。ジェネレーションギャップってやつ」
Chenowth「おれを年寄りだって言いたいのか」
外人「HAHAHAHAHA」

 異文化コミュニケーション
 ……いや、外人さんは面白いの多いね。たまにキーボード壊しそうなブッ飛んだガキもいるけど。



 ちなみに『OverG』のオンラインにも参戦してみようと思ったんですが、誰も人が居ないので帰りました。
 つくづく恵まれないゲームだなアレ。