あけましておめでとうございます。
　旧年は多くの方にご愛顧を賜りまして、ロクなHTMLの知識も持たずに始めた当『駄文ハイム』もあんまり大した発展は遂げなかったものの、とりあえずテキストサイトとしての最低限の体裁を保ちつつ続けてくる事ができました。これからもダラダラとこのサイトが続いて行きますように。


　……すいません。今日一日クソ忙しくて、新年の挨拶もマトモなモンが思いつきませんでした。
　何せ日付が変わってから二時間の仮眠を取っただけで、午前3時半から初日の出を見るためにひたすらチャリを漕ぎ、朝7時にはこの世のものとも思えぬほど奇麗なご来光を拝み、その後帰宅した後は一人で慎ましくお祝い料理を食べ、さらに妹の厳命によって実家に顔を出さなければならなかったのです。
　実家ですよ、実家。
　諸般の事情で家族と確執のあるしえさんにとって、これほど辛い事はありませんね。
　それでも妹が何とか仲を持たせようと努力してくれたため、「妹夫婦と姪に挨拶する」という名目で顔は出したものの……いやはや。どれだけぶりだろう。親父と口利いたの。
　実を言うと、しえさんは人の優しさというものに非常に弱くて（たとえ家族のそれであっても）、親父やお袋と久しぶりの団欒を楽しめたことに思わず涙がちょちょ切れるかと思いましたよ。親父の「お前も立派にやってるらしいな」という言葉については多分アンタは勘違いしてると返す他ありませんでしたが。
　……それにしても、本当に人間の情とかそういうのに弱くなりましたねオレ。齢喰ってきたせいか、若い頃には一顧だにしなかったこういう優しさというものがひどく身に染みるのです。



　なんかこの調子で話を進めるのも柄じゃないので、初日の出の写真を貼って今日は終わりにします。今年一年も全人類が平和でありますように。無理だったらせめてしえさんだけでも平和でありますように。

　一言メール返信。

＞13番様
ゲームをやっていらっしゃる最中もう一人は何をしているんですか？日記を見ていると、仮の同居人がいる生活と、独身の生活がパラレルに進行しているようで何となく謎です

　多分「同居」というよりもルームシェアリングの方が表現としては近いのではないでしょうか。
　日記にこそ書きませんが、勿論しえさんがゲームに没頭している最中も、仮の同居人はテレビを見たり、自分のノートPCをカタカタ弄っています。

　一般に、初夢といえば一月の一日から三日にかけて最初に見た夢を指すそうですが、しえさんは年が明けてからというもの、夜は夢も見ずにグッスリだったので、今だ今年の初夢というものを見ておりません。
　非常にマズい状況です。
　なんたって、緊張します。
　しえさんの場合、夢の内容というものは覚醒時に強く印象に残った出来事が曖昧な形で再現される感じなのですが、箱根駅伝とドイツ語版キノの旅に殆どが費やされたこの三が日、これらの記憶がふと初夢となって現れる事がないとも言い切れません。仕事が忙しくなれば、仕事の夢で初夢なんて事態も考えられます。
　ホーリー・ドッグシット。
　そんなはぢめての夢なんて体験したくありません。
　もっとも、モノは考え様。「覚醒時に強く印象に残った出来事が夢になる」という事は、逆に言えば、寝る前に初夢として適した何かを想起するなりしてから床に入れば良いわけです。つまり初夢コントロール。
　というわけで、今年の初夢がしえさんの枕にやってくるまで、毎晩寝る前にはサモンナイト画集のハサハを五分間凝視することにします。イピカイエー！



　ちなみに、箱根駅伝とKinos Reiseに正月が支配されていた、というのは勿論間違いです。横浜中華街にも行きました。鎌倉の佐助稲荷にも詣でました。CoD4のチートを全開にもしましたし、某氏の日記に出てきた「リュボフイィ・アチェル」なる単語について頭を捻ったりもしました。ガチェルの間違いじゃないかと思って　（←論点ずれてます）
　……調べてみたら、ガチェルはウクライナ語でした。露西亜語だとアチェル。もしかしたら発音も違うのかもしれぬ。ゴテルとかゴテルーとか。

▲高級ゴテル「ポリシヤ」（※現在閉鎖中）

　まぁ、何だ。
　生半可な語学力で人様の外国語を疑っちゃいけないね。とか言いつつドイツ語版キノにあーだこーだと難癖付けてるけど。



　某電機屋にてVictorの「SU-DH1」を購入。一種のヘッドフォンアンプなんですが、これを繋ぐとあらフシギ、光デジタルの（仮想）5.1chサラウンドかお手持ちのヘッドフォンから！　という、あまりに胡散臭すぎる代物。
　サラウンドですよ、サラウンド。
　本当ならスピーカーを六個から配置してようやく再現できるものを、仮想とはいえ、二つのスピーカーからなるヘッドフォンで真似る事なんて出来るんでしょうか。サラウンドヘッドフォンというものも世の中にはありますが、アレはハウジング内にスピーカーを複数個仕込むという荒業でもってサラウンドを演出していますので、SU-DH1の「手持ちのヘッドフォンで」というコンセプトは非常にアヤしいわけです。
　ともあれ、とりあえず使ってみるまでは実力の程は分かりませんね。幸いXbox360は5.1ch光出力に対応しているので、じきにCoD4やエースコンバット6で以って初サラウンド体験をしてみたいと思います。
　……今すぐ試してインプレしろって？
　ハッハァ、何を仰ってるんですか。光デジタルケーブルが無いから接続できないんですよ。てっきり同梱されているものだと思っていましたが、別売りらしいのよねコレ。ちなみに動作確認用電池は付属してますが、マンガンです。コストダウン様々。
　しかも、光デジタルケーブルの端子には大別して二種類あるんですが、Xbox360の出力側は角型ソケット、SU-DH1側の入力ソケットは丸型ソケットになっておりまして、つまり両端で端子の異なる特殊なケーブルが必要になってきます。もしくは、変換アダプタ（あるのかな、そんなの）噛ませてやるか。
　SU-DH1そのものは高くないんですが、こうした別売りの機材が容赦なく財布を直撃。しかし、性能をフルに発揮させてやるには必要な出費――それでも所詮は擬似5.1ch。ああ無情。



　CoD4話。
　オフラインキャンペーンをやっていると、ギャズという愛称で呼ばれるファッキンジョンブルナイスガイが出てきてストーリーを盛り上げてくれるのですが、彼らと共に敵地に取り残されて攻撃を受けた際、「奴らモルタルで狙ってきてる」ってな台詞を喋るんですね。
　一応しえさんも軍ヲタの端くれですから、このテのゲームのタームには通じているつもりです。が、しかし「モルタル」なる名前の兵器はさっぱり存じ上げません。モルタル？
　……ってな具合で、既にその台詞の登場するミッションは6回ほど繰り返していたんですが、何度目かにふと「……『モルタル』って迫撃砲（Mortar）の事か？」という事に気付きました。そして慌てて英語版のスクリプトを見てみたら――ワーオ。はっきりMortarって書いてありましたよ。
　つまり何か。
　日本語のローカライズを担当した奴は辞書の項目の隅から隅まで調べるという基本的な事項を失念してたって事ですか。Mortarなんて軍隊用語とかスラングなんかでなく、タダの固有名詞なんですから、普通に考えれば「モルタル」なんて日本語に直す事は考えられないんですが。
　――ちなみに、ギャズを始めとするSASの皆様は揃いも揃ってジョンブルですから、英語の発音は割と特殊です。そう考えてみれば、確かにギャズの発音するMortarは「モルタル」に聞こえなくもありません。
　もしかしたら、訳者はスクリプトを渡されずに完全にヒアリングで翻訳したのかもしれませんね。だとしたら、これはこれで凄い完成度です。耳だけでここまで訳すなんて。


　こういう字幕の類ってのが後から修正が効くものかどうか知らないんですが、もし可能ならば、アップデートパッチか何かで誤訳・誤植の訂正をお願いしたいものです。



　あと、某所でのチャット風景をうｐ。
　

　ようやく光デジタルケーブルが届いたので、この前の「SU-DH1」を箱360に接続してみました。
　「フツーのヘッドフォンからサラウンド音声が出るわけねーべよ」とタカを括ってかかったのですが……いやはや、なかなかどうしてよく鳴ります。もちろん音場などの表現は本物の5.1chには敵わないものの、それなりに定位したサウンドが響いてきます。
　『CoD4』をこのアンプを通してプレイしてみると、左右前後から響く銃声、隣に倒れた戦友の発する苦痛の叫び、頭上を飛び去るヘリコプター、そして何処からかやってくるわんわんの鳴き声などの音がいい感じにミックスされて、気分はまるで戦場。つーか犬怖いよ犬。
　――まぁ強いて欠点を挙げるとすれば、「左右前後から」と言うのも決して誇張表現ではないんですが、やはりヘッドフォンという物の特性上、前後の音の表現には弱い感じがします。まぁ、アンプで処理してる（位相いじってる？）割にはよくやってると思いますが。値段も安いし。
　しかし電池の消費が物凄いのはどうにかならんのかね、コレ。別売のACアダプタも異常に高いし。



　先日、横浜は野毛山付近にある成田山別院に詣でてきました。
　正確には「成田山別院の麓にある稲荷様を詣でてきた」となりましょうか。崖っぷちに建てられた成田山別院には、併せて新栄稲荷、豊川稲荷、伏見稲荷をはじめとした数種のお稲荷様のお社が建てられておるのです。
　なぜ稲荷社が一緒に建てられているかは不明ですが、稲荷様は土地の神様として認識されておるところを見ると、かの恐るべき御稜威の不動明王でさえも横浜の地に別院を建てるために稲荷様の許可を得なければならなかったようです。げに素晴らしきは稲荷の御威光。そういえば伏見稲荷は正一位持ってましたね。
　ともかく、成田山別院の麓には多くの稲荷様がおられるので、しえさんも一つ一つにお布施を置いて行かねばなりません。これが一口百円で、それをお社のあるだけとなると出費もかなりのもの（※しえさんの昼食相当）となりますが、そこでしえさんは一計を案じました。


　一計：　五枚入り油揚げを買って一枚ずつ奉納

　ハッハァー！　これなら158円ほどで全ての稲荷様をお参りできますよ！　銭カネの問題じゃないのは重々承知ですが、だからこそこうしてカネでなくモノでもってお布施を済ませるというのもオツな話じゃないですか。
　……実のところ、後片付けする社務所の人の事を考えると、良心が痛まなくもありませんが。第一、油揚げを供えに来る参拝者なんてロクに居ないだろうからなぁ……
　そんな事を思いつつ、油揚げのビニールパックを破き、その中の一枚をむんずと掴み出すChenowth。稲荷社を前にして、をさて何処に置いたものかと顔を巡らせると、目に飛び込んできたのは……おそらくは油が染み込まないようにするためでしょう、アルミホイルが被せられた三方台がそこにありました。


　読まれていた

　実際はお饅頭とか何やらで汚れないようにとの社務所の知恵だったんでしょうが、当時のしえさんは軽く宗教的トランス状態だったもんで、「これは稲荷様が、オレが油揚げをお供えに来た事を既に知っていた事の証左に他ならない！」と、自身がこんなにも稲荷に愛されていることに心の内で狂喜し、ここ数ヶ月ぶりに晴れやかな気持ちで参拝を終えましたとさ。基督者の言葉を借りれば「髪の毛の一本一本まで数えられている」ということです。だから恐れない！
　……安い幸せだなぁ。



　Kinos Reise Bd.4が停滞中。年明け早々忙しくなったため、気合入れて本を読む時間がありません。
　これがフツーの本なり漫画なりならちょっと時間が出来た時に読み進めることも出来るんですが、外国語、それもドイツ語となるとそういう読み方が出来ないものです。時間単位で読める分量が断然違いますし、ドイツ語版キノは下手すると一章あたり3〜4時間掛かってるかもしれません。――だって単語が分からないんだもの。つーか「野外劇場」を一語で訳すドイツ語の造語力は異常。



　久しぶりに『サモンナイト4』についての話。いい加減もうブームも過ぎ去って久しい気もしますが、ツンデリヒェユーゲントフロインディン（※リシェル）の素晴らしさだけは未来永劫変わることのないものです。未だハサハが全国一億二千万の患者きつね耳好きにとっての聖母マリアであるように
　んでリシェルさんなんですが、レベルを上げる際にボーナスポイントを振り分けるパラメータを上手く操作した場合、「トリックガンナー」というクラスに成長するようになります。このクラスになると、本来いわゆる魔法系である筈の彼女は銃器を装備できるようになり、物理攻撃にも才能を発揮することができるという次第。
　なにより銃器。
　テッポですよテッポ。「女の子と銃器」という組み合わせに萌える（燃える、でも可）しえさんとしては、これ以上ないくらいツボな武器です。きっと得物は拳銃に違いありませんよ！　なんたって非力（※根拠無し）な女の子ですからね！
　……とか思いつつ攻撃時のグラフィックをよく見たら、リシェルさんは小銃っぽいモン構えてました。いわゆる長物。
　「なんだライフルかよ、まぁいいけど……」と思いながらさらに観察すると、リシェルさんの構えてる長物には銃床がないように見える事に気付き、「小銃にあらず！」と身体を縦半分に割られた全身傷だらけ侍のように叫ぶChenowth。
　銃床を備えていない長物というのは珍しいモンです。これが付いていないと、肩付けして照準を安定させることができませんし、第一反動を体全体でコントロールできなくなります。
　にも関わらず、銃床を省略した銃器……しえさんは一つしか知りません。
　かつてジャングルや室内空間での取り回しに難があるとされて銃床が切り落とされ、携帯性のみが特化された異形の銃。その威力や反動には見合わぬほど短小化された殺しの武器。

▲イサカM37　“ソウド・オフ”

　リシェルさんやりすぎです
　……ちなみに、シミュレーションRPGの体裁を取るサモンナイトシリーズでは、銃器は距離に比例してダメージが低下するという特性がありますが、これも皆様ショットガン使いだったからなんですね。ご存知の通り（※知らんが）、散弾銃から撃ち出された散弾は距離が開けば開くほど拡散し、命中する弾丸の数が減りますから。
　しかしそれは遠距離から攻撃すればの話、もしも隣接マスの敵にゼロ距離から発射したとなれば……くふふふふ。


　このまま続けると、なんだかファンタジックシミュレーションRPGの世界が血と硝煙と薬莢のCoDワールドに変質しちまいそうなんで、ここらで一言メール返信。



＞通りすがりの狐好き様
このサイトの管理人とは良い酒が飲めそうだぜ！

　お褒めの言葉ありがとうございます。
　こちらとしても、ハサハの絶対領域（Terra Hasahae）を解する同志様に巡り合えるとは思ってもみませんでした。今後とも是非ハサハハサハハサハ

　意を決してLoitumaの『Things of Beauty』を買おうとしたら、廃盤の上に在庫切れの店が続出している件。


　ロイツマ。
　今更ながら、流行り始めた頃に抑えておけばよかった。

　かつてチェ・ゲバラという革命家がいました。
　小さい頃の彼は重度の喘息病みでしたが、それが切っ掛けとなってか、後に医学の道を志すようになりました。大学卒業後は独裁政権下の故郷を離れ、当時社会主義政権であったグアテマラに民主国家の理想を見出します。
　しかし自国のすぐ隣にキナ臭い国を作られたツンデレなアメリカは「あたしの国の南に共産主義国なんて作らせないんだから！　CIA使ってポピュリズム政権なんか転覆させてやるんだから！」とヒスを起こし、しかもこの計画は実行に移された上に大成功してしまったため、あえなく民主的グアテマラはそこで終了。その後は抑圧的な新政権と民主国家時代の支持者がいがみ合う長い内戦の時代に突入します。おまけにツンデレアメリカの介入があったと知るや、中南米には反米主義者がわんさかと沸きました。
　ちなみに当時のアメリカの対中南米政策は言わばツンデレの「ツン」ですが、「デレ」は未だに発現しておりません。というか未来永劫（ｒｙ
　閑話休題。
　当時のゲバラもアメリカに失望して、反米主義≒資本主義に対する共産主義者としての立場を明確にしておりました。そんな時、折りしもメキシコに亡命中のカストロと出会い、グアテマラの傀儡政権転覆を計画――すればよかったのですが、何があったのか彼とカストロはキューバの独裁政権打倒に燃えておりました。
　ゲバラはその後カストロら80数名と共に定員8名のレジャーボートでキューバに上陸。しかもいきなり戦力が12名にまで落ち込んだりといったトラブルに見舞われながらも、おおよそ二年ほどかけてキューバの独裁者バティスタを国から追い出しましたとさ。
　新生キューバ政府の閣僚となったゲバラはしかし、その地位に安住することはなく、農地改革や自ら率先しての肉体労働、それに旧体制派をもりもり処刑と八面六臂の活躍を果たしました。しかしその歯に衣着せない言動や姿勢がアメリカどころか、友好国であるとされたソヴィエト連邦からも問題視され、各地を放浪した挙句ボリビアで革命軍を指導。そしてあっさり捕まって銃殺されました。
　処刑される前の言葉は次のように伝えられています。「撃てよ。お前が殺そうとしてるのはただの人間だ」
　――この言葉を知ってか知らずか、後世ジョン・レノンは「ゲバラ超カッコいい！！」というコメントを残しております。しかし現代の我々から見ても、自らを律する厳しい自己抑制、それに典型的なラテン顔のナイスガイな風貌など、いろいろとイカす部分の多い男だとは思いませんか？


　――ってな事をずっと考えてました。

　『さよなら絶望先生　第六集』読みながら
　……前からアカいネタが頻出するこの漫画なんですが、今回で遂にゲバラ出演。ゲバラの事を知らずにゲバラTシャツ(※実在します）を買おうとした奈美に対し、千里が「ゲバラTが欲しいなら、ゲバラの人となりを学べ」と記録映像を見せ付けるというリアル時計じかけのオレンジなネタに仕上がっております。
　ちなみにこのネタが披露された後、芽留が毛沢東Tシャツを手に取る場面を千里に抑えられる場面で終わっておりますが……キューバ革命よりエグそうだな。文革の記録映像って。
　ところでサロト・サルは出番ありませんかそうですか。


　にしてもまぁ、毎度毎度せっかくの面白い漫画をつまんねぇ事考えながら読むモンですね。
　今流行（らしい）の『ウサビッチ』にしても、なんかガジェットが凝ってたり、キリル文字でいろいろ書いてあったりとどーでもいいような部分にばかり目が行く始末。つーかまだ人民警察があった頃の時代の話ですかウサビッチ。



　『CoD4』のオンラインも遂にLv55到達。二周目に入る勇気はないのでパス。
　色々と新しい武器が解禁されたりしますが、やはりどれも千差万別といった表現が相応しく、「どれが最強」という事もありません。プレイヤー一人一人が自分の好きな武器で遊べるというのは、しえさんのようなガンヲタには非常に魅力的です。セミオートのGew3でフルオートの.223口径に打ち勝ったりなんかした日には脳汁だくだく。
　プレイスタイルそのものも、軽機持って突撃から高所に陣取って狙撃、果ては消音器を付けた銃やUAVジャマーを装備して裏からアサシンなど、色々な遊び方が楽しめます。というか、飽きたら別のプレイスタイルに移るといった方法も可。
　Xbox360のマルチFPSは色々と出ておりますが、これは間違いなく最高傑作の一つなんじゃないでしょうかね。BF2よりもマップが狭い分、展開もスピーディーですし。
　これで自由度の低いマッチングと負けると部屋を閉じるクソホストが居なければ最高なんですが。



　一言メール返信。


＞モル様
　ダンケ。でも持ってるのよイェーヴァン・ポルッカ。
　しえさんとしては「エリスクンムマイネン・カンテレ」なんかが聴きたいのです。

　念願のロイツマのアルバムを入手。
　"Ievan Polkka"だけ聴いてると電波に思えるものの、他の曲は案外マトモなんでビックリしました。メタルとかロックが盛んな国だそうですから、もっとイっちゃった曲が入ってるんじゃないかと期待してたんですが。
　ちなみに歌詞は意味不明。英語の訳詞は付いてますが、やはりナマで見たいのが男のサガ。そんなわけで仮の同居人に「もしや学生時代にスオメンキエリを勉強してやいなかったか」と訊ねたら、第二外国語なんぞ取ったこともないとの返事。
　……ああそう。でもどうしてそう外国語に造詣が深いのかねアンタ。



　まぁそんなわけでこんばんわ。毎日つまらなく過ごしてるChenowthです。
　しばらく日記が更新されなかったのも、書くほど面白いネタがなかった為です。この一週間というもの、普通に生活してました。普通に。もしもしえさんが学生だったら試験だの何だのと色々語れたんでしょうが、生憎とそんな蜜月はとうの昔に終わりを告げております。
　……いや、蜜月だったかどうかは疑問ですがね。学生の時分も、思い返してみれば大した人生送ってなかった気がしますし。
　この当駄文ハイムを閲覧しながら、その貴重な青春を無為に浪費している学生のアナタ（※居るんですがそんな人）
　もしも「いつかこの学生時代も懐かしく、麗しく思い出す日が来るんだろうなァ……」とか思っておられるのでしたら、それは大きな間違いですので、お早めに考えを改めなすった方が賢明です。いやマジで。しえさんが最初に社会に出たときに痛感したのは「俺って何も学んで来なかったんだな」というまったき絶望のみでした。
　え？　何？　三流文系大学出だから？　そうですね。



　関東でも初雪。
　しえさんが小学生か中学生くらいの時分には（なんだか最近昔話が多いな）もっと雪も降ったんですが、しかし最近は大雪になることも稀で寂しい限りです。地球温暖化様々。
　冷え込まないってのは私のような職種にはありがたいんですけどね。いくら事務方の勤務になったといっても、たまにクソのようなトラブルのためにクソのような現場まで馳せ参じなければならない場合だってありますから。
　――かつてああいう現場仕事に従事してたなんて事が信じられませんよホント。それだけワタクシも齢を喰ったという事なんですが。



　せっかくなんで、『Ievan Polkka』の歌詞の訳でも載せておきます。
　英訳からの重訳になりますが、まぁ無いよりマシでしょう。「あの曲、どんな内容なのかな？」と思った方は多いでしょうから、参考になれば。


ポルカの音が隣から聞こえてくると
僕の足はステップを踏み始める
イェーヴァのお母さんは娘をしっかり見張ってるけど
イェーヴァは上手くお母さんを騙せるんだ
だってお母さんが「ダメ」と言うのを聞くわけがないじゃないか
僕らが忙しく踊り回ろうって時に

イェーヴァは笑う、バイオリンはむせび泣く
みんな集まってきて彼女の幸福を祈りに来る
誰もが興奮していたけど、格好いいあんちゃんや
元気のいい若いのには関係ない
だって汗のしぶきなんて気にするわけがないじゃないか
僕らが忙しく踊りまわろうって時に

イェーヴァのお母さんは部屋に篭もって
賛美歌をぶつぶつ歌う
我らがヒーローは灯りが薄暗くなると
隣人の家でお楽しみ
だって年寄り連中が何を言おうと知ったことか
君らがみんな忙しく踊りまわろうって時に

音楽が止まって、みんながふざけるようになると
本当のお楽しみが始まる
ダンスが終わって、彼がイェーヴァを家へ連れて帰ると
お母さんがカンカンになって待っていた
でも僕は言ってやったんだ、イェーヴァ、泣くんじゃないよって
そしてまたすぐに踊りまわれるようになるさ

僕はお母さんにお小言を止めてくれって言ったんだ
でないと何をするか分からないぞって言って
お母さんも部屋に篭もって静かにしてれば
僕がイェーヴァを口説いたってケガする事はない
だってこの若者は乱暴者なんだから
特に忙しく踊りまわる時は

あんたが僕を嵌めようったってそうはいかない
そうさ、そう簡単に僕を見つけられやしない
東へ行こうが西へ行こうが
イェーヴァと僕ほどお似合いのカップルは居ない
だってこの若者は内気なタイプじゃない
特に忙しく踊りまわる時は