11月 4日(火)
コンテナンス・ディヴァイン(挨拶)





私が納豆の次に嫌悪するのは、自分と同じ名前の男が出てくるエロマンガです
――ヤニェク・チェノウスキー (1977〜1945)



 どうもこんばんは。子供の頃は、カナダの木樵になるのが夢だったHans Chenowthです。勿論ハイヒールとガーターベルトとブラは常備。アッー!
 ……そういや最近、2002年に行われたジョージ・ハリスンの追悼コンサートに出演したパイソンズをYouTubeで観たんですが、キャロルの顔が現役時代と比して全然老けてないことにビックリ。



 ヤナヤ様のところの11/1の日記を見たら、フライトプランの新作SRPGについて書かれておりました。

セイクリッドブレイズ

 What the fuck?
 ……思うんですが、フライトプランは『サモンナイト』シリーズを何回リパッケージすれば気が済むんでしょうかね。しかもシリーズに関連付けて作ればいいものを、わざわざ新規シリーズ扱いですよ。
 それにしても、執拗にPS2プラットフォームに拘るのには何か理由があるんでしょうかね。いや、メーカーとしての開発基盤がPS/PS2ってのは分かるんですが、たまにはXbox360で発売なんていう暴挙に出てもらいたいものです。リアルタイムレンダリングとか、髪を揺らすのにも物理エンジン使ってみたりとか。
 だいいち『セイクリッドブレイズ』って名前がイカしませんよね。『セイクリッド・スパーム』とかにすりゃよかったんだ。



 映画『スターリングラード』のDVDを購入。長らく待った甲斐がありましたよ!
 え? もう結構前に発売になってるって? ハッハァ、ヤだなぁ。あんなレイチェル・ワイズのケツだけが全てのハリウッド版なんて誰が見向きするもんですか。今回手に入れたのはドイツ版ですよドイツ版! あの『Uボート』のフィルスマイヤー監督が指揮した傑作映画です。
 ハリウッド版のような豪華さなどは微塵もありませんが、ヒロイズムや怪しげな美談などを徹底的に排したストーリーは見事ですね。主役はナチス・ドイツ軍ですが、登場人物の八割は『フルメタルジャケット』並にシニカルになっちゃったヒトたちです。英雄的な振る舞いをするわけでもなければ、かといって軍に反抗するわけでもなく、ただ自らの悲惨な運命を静かに見つめながら死んでゆく――そんなキャラクターばかりです。
 個人的には非常に好きな映画ですし、DVD発売を期にいろんな人に鑑賞して戴きたいというのが本音なんですが、如何せんときどき結構グロいので安易にお勧めできないのも事実なんですよね。まぁ『プライベート・ライアン』の冒頭15分を耐え抜いた方なら大丈夫かもしれませんが。



 一言メール返信。


>ヤナ様
 禁書目録あいませんでしたかー
 ファンの間でも3巻までは苦行、それ読んでダメならやめとけって作品なので仕方ないです 厨二病ですし、人選びますのよね。


 まぁ、三巻までは読み進めてみようかとは思ってるのデスよ。
 でも今のところはギュンター・グラースの『ブリキの太鼓』に掛かりっきりで忙しいので、多分後回しになるだろうな――という状態。いつものちゃんぽん読みをするとスカートを四枚重ねで着用するインデックスとか見えてきちゃいますから。


>千鳥様
 ちょうど純正インクが切れかけていたので洗って他社カートリッジブルーブラックに換えたところ、書けました! どの紙にも書けますね、ありがとうございます。余っちゃったOHTOインクが困った。100円筆ペンのインクが切れたら綿を濯いで中に流し込んでみましょうか・・・色が変だけど。


 OHTO製カートリッジは先が細くて、互換性も頼りないので難儀しますね。
 ちなみにワタクシの買ったOHTOカートリッジは目出度くゴミ箱行きと相成りました。アンチ・エコロジカル精神。




11月11日(火)
メダル・オブ・オナー 〜離陸〜(挨拶)





小森霧が貧乳でないことは、おそらくアメリカ大陸がコロンブスの名で呼ばれなかった事に比肩する不誠実であろう
――ヤニェク・チェノウスキー (1977〜1945)



 最近は酒量が増えて、ウィスキーの瓶が二週間と保たないような有様になっておりまして、酒屋さんに通うのが頻繁になってきました。
 そんなわけで先日も通りすがりの酒屋さんに入って「トリスをくれ」と中っ腹で店主に頼んだところ「そんな心意気は1969年以降持ち合わせておりません」などと無碍に断られたため、仕方なくジンを買って帰ってくる運びに。ギルビーの安物。ファッキンジョンブルの飲み物。「酔っぱらうためだけの酒」という意味に於いてはトリスと何ら遜色ないお酒です。
 しかしやはり慣れないお酒というものは効き目が強いもので、ハイサワーで割ったそれを5杯ほど平らげたところで撃沈。気付いたら既に朝で、二日酔い特有の頭や腹部の鈍重感はなかったものの体中から発散されるハーバルな香りがステキでしたね。こんなに臭い酒は今まで飲んだことがありません。
 でも飲んじゃう。それこそ産業革命期の下町のイギリス人並みに。



 『メダル・オブ・オーナー エアボーン』を買ってきました。
 第二次世界大戦モノのFPSですよオオイェー。グラフィックは『Call of Duty 2』よりも綺麗ですし、武器のチョイスもマニアックだったりとまさにしえさんの好みにバッチリな一品です。キーコンフィングに自由度が無さ過ぎるのが欠点ですが、まぁ箱○のゲームなんて不親切なのが常ですから無視しましょう。
 やはり欧州戦線は良いですね。敵さんの「ファントリゲ・インファントリー!」の声が間近で聞こえるくらいの至近距離でトンプソン(50連ドラムマガジン装備)をブッ放す爽快感……これはジェリードイツ軍相手でないと味わえません。特に最後に高射砲塔ステージのストレンジリアルっぷりはステキ。
 ただ一つ残念だったのは、コイツの存在ですかね。



▲コイツ




 えーと……

 どこぞの特機隊の方ですか?

 なんだかステージ終盤で、こんな「イディーカムニェー」とか言い出しそうなマスク野郎がMG42を撃ちまくってくるんですよ! しかも背筋をピンと張った良い姿勢で!
 ――他の敵兵はまだ我慢できるんですよ。武装親衛隊とか、パンツァーシュレック装備の野郎なんかは。ただ、この人狼モドキだけはエレクトロニック・アーツの高度なギャグなんじゃないかと疑いたくなるほどに酷い出来です。スタッフの中に押井信者でもいたのか?



 一言メール返信。


>皇翼様
 サモンナイトの次回作はPCで出してほしい。8800円くらいで。


OS: Windows(R) 2000/XP ※Vistaでの動作は致しません。
CPU: Intel Core 2 Duo E6400/AMD Athlon 64 X2 4200+以上
メモリー: 1GB以上
ハードディスク: 10GB以上の空き容量
グラフィック: DirectX9.0cに対応したVRAM256MB以上のnVidia GeForce 7900/
       ATI Radeon X1850以上の3Dグラフィックスカード必須
サウンド: DirectSound 100%互換 サウンドカード
DirectX: DirectX(R) 9.0c
ドライブ: 4倍速以上DVD-ROMドライブ必須


>名無しの人様
 自分もドイツ版スターリングラードのDVD購入しましたが翻訳が戸田奈津子だったために字幕が残念そうでまだ見ていません(汗
 あとどうせなら戦争のはらわた(クロスオブアイアン)もDVD再版しないかなぁ。


 翻訳はなっちゃんにしては良い出来ですよ。VHS版の頃の欠点であった「ホス将軍」も「ホト」に修正されてますし。
 『戦争のはらわた』は観たのが随分昔のことなので記憶も曖昧なんですが、アレでしたっけ? ロシア女に自慢のソーセージを噛み千切られたドイツ兵が「シュタイナアッー!」とか絶叫する映画。


>闇人曹長様
 スターリングラードのDVD化は嬉しい限りです。「鷲は舞い降りた」「橋」「Uボート」「撃墜王アフリカの星」と揃って来ました。
 そういえばしえさんはWWII系のFPSはやられないのですか?


 MOHやCoD2程度ですね。WWIIも嫌いじゃないんですが、現代戦の方がなんとなく馴染みがあります。光学サイト最高




11月18日(火)
ASSosiation(挨拶)





 『とある魔術の禁書目録』の第二巻を読んでみました。
 あ、もちろんインデックスだけに掛かりっきりだったワケではありませんよ。御飯の“三角食べ”と同じく、バランスよく活字は摂取しないといけませんからね♪ 並行してギュンター・グラス『ブリキの太鼓』も読んでました
 ……明らかにバランスが良いというか、むしろ化合して何かヘンなモノを生み出しそうな読み合わせですね。つーか、ノーベル文学賞受賞三部作とラノベ一冊を読了する時間が同じってのはどういう事なのよ俺。



 まぁそういうわけでインデックスです。
 英語が微妙に違和感あったりとエセイギリス人っぽい彼女ですが、でも日本語を話す時の彼女は可愛いですね。ネコに底知れぬ愛情を抱いたり、甘いものに目がなかったり、馬の生首を使った鰻漁を見てゲロぶちまける姿には胸にこみ上げて来るものがありました。オエッ
 巫女が娼婦の隠語というかイコールだったのは世界中どこでも同じですが彼女が『歩く教会』という名称を盾にして、猫を衣服の下にかくまうシーンにも思わず微笑みがこぼれてしまいました。まるでスカートの下でオスカル・マツェラートをあやすアンナ・コリヤイチェクのようで。
 他にもオイルサーディンの油だけを温めて飲み干すような異常嗜好に陥っちゃう美琴さんや、ポーランド郵便局に立て籠もってドイツ人相手に闘うステイルさんとか、記憶喪失どころか身体的成長まで三歳児のレベルで停止しちゃった当麻クン(※太鼓常備)など、見所たっぷりでしたね!

 強烈すぎるよギュンター

 ……皆様ごめんなさい。上に書いた文章は全部ウソです。『禁書目録』は読むには読んだんですが、『ブリキの太鼓』の印象が強すぎてほとんど覚えてません。なんというか、雑然としてるというか猥雑すぎるんですよ。リアリティはあるんですが、あんまり細部に拘るあまりに読んでて疲労を覚えるくらいにリアル。おまけにセクシュアル(どういう風に性的か、という事はさておいて)な場面についてもリアルリアリティな描写をしやがるんで、萌えるとか興奮するまえにゲロ吐きそうになります。
 今まで読んだ中では間違いなくトップレベルの狂いっぷり
 カフカあたりにしてもそうですが、どうしてこうドイツ人(カフカはユダヤ人ですが)にはブッ飛んだ野郎が多いんですかね。しかも恐ろしいのは、彼らのブッ飛び方そのものでさえも理論的に体系化して平然としていられるところだと思います。だから省みることもない。



 このままだとあんまりなので、真面目に『禁書目録』二巻の感想でも。
 このブリトン人どもめが! 狐殺しの畜生ども!相変わらずイエスス・ハリストスとかいう野郎を崇める異教徒たちの話ですが、なんかキャラクターの強さがインフレ気味になってきてますね。なんとなく『ドラゴンボール』を彷彿とさせる雰囲気さえあります。
 しえさんがUSMCばりの脳筋なせいか、「魔術ゥ? んなモン俺たちがファッキン・ジーザスの許に送り届けてやるぜ!(M4カービンを捧げ持ちながら)というような展開ばかり期待しています。いや、そういうの好きなんですよ。オカルトとか超科学風味の有象無象をテッポとかヤッパといったバタ臭い兵器でやっつけるの。
 まぁそういったワケで、三巻あたりでは遂に美琴嬢がデス・マシーンを背負って異教徒どもを挽肉に変えるようなストーリィを是非。あ、既にシリーズを読破された皆様、「そんな展開なんかあるわけねーだろ!」なんてツッコミは結構ですよ。有り得ないのは俺が一番よく分かってんだから




▲参考: デス・マシーン(GE M134)





 一言メール返信。


>闇人曹長様
 まさか聞いた後直ぐに自分が今まさにプレイしている物を…何たる奇遇。ついでに特機隊登場と軽くネタバレされ…もとい楽しみが増えました。
 しかしタイガーウッズのゴルフゲーといいDSで出すギャルゲと良いEA突っ走ってますね。


 あちゃー、申し訳ありませんでした。なにしろ発売日から日が経ってるゲームなんで、てっきりネタバレ解禁かと思ってました。
 確かに最近のEAは突っ走っているとは思いますが、自社サーバのクソっぷりは別の意味でブッ飛んでると思います。『BFBC』でさえもロクにプレイできません。


>ポル様
 しえさんのおかげで私も稲荷神社へ行く決心がつきました。
 暖かくなったらたぶん行ってきます。


 町内回れば一社くらい見つかりますよ
 ……それとも、どこか特定の稲荷さんのお話でしょうか。




11月20日(木)
兵士の血と母親の涙にかけて(挨拶)





 どうもこんばんは。『アイドルマスター』を全然プレイしないことで仮の同居人から自己批判を求められたHans Chenowthです。イェー。
 「アカのどん百姓めが、アイマスをプレイすると言え!」と執拗に迫る仮の同居人に対し、必死に「サー、ノーサー!」と答え続けるも、その後も色々と文句を言われてゲンナリ。ホントにあのゲームは苦痛なんですよ。それこそ一周する前に首吊りそうなくらい。
 そんなこんなで仮の同居人から言いたい放題に罵られてトイレでM14ライフルを手にニタニタ笑い出したいような状態に陥った中、しえさんの同志たる鳳凰連の皇翼様が三次元でどうのこうのといったノロケ話を書いていて、Chenowthはさらなる鬱状態に。
 そろそろ本気で心療内科か精神科を受診する時機なのかなぁ、なんて本気で思ってみたり。思えば酒量も以前と比べて増えてますしね。
 でもあのロシア人どもが「イタい人たちの家」とか呼ぶ謎の施設はあまり行きたくないんですよね。医者というと、カソリックの聴罪司祭の次に信用できないんで。



 それにしても寒くなりましたね。
 相変わらず暖房器具はオイルヒーターしかないChenowth邸では、今年も厚着で対応を余儀なくされている状態が続いています。まぁ、帰ってもCoD4かパソか酒を飲むくらいしかする事がない家なんで、さっさと寝ちまえば良いんですが。
 ドイツ連邦軍のパーカーにもライナーを入れて、いよいよ冬が来たという雰囲気が出てきましたね。昨今の景気不安や治安なんかも合わせると、寂しさや物悲しさは倍加。
 そんなダウナーな気分をさらに盛り下げようとするかのごとく、次のような情報が飛び込んできたり。






 お前らの経営戦略はどうなってんだよ

 つい先日にも劣化サモンナイト新規タイトルの製作を発表したばかりだというのに、携帯機の方も抜かりなく進んでますってか。いいね。サモンナイトXですよX。「エックス」なのか「10作目」か判然としませんけど。それとも「カイ」? 本編の正当な続編なのかスピンオフなのか、それすら分かりません。
 「Tears Crown」っていうタイトルもイカしてますよね。今までの「クラフトソード」なんかと違って何が言いたいのかよく分からない良い響きです。
 まぁ、本家サモンナイトでは"Battle with Brave"なんて理解に苦しむフレーズもあったことですし(※Braveは通例形容詞)、案外フライトプランの人間は英語に無頓着なのかもしれません。「はじまりの石」に至っては公式サイトのサブタイが「episode: HAJIMARI-NO-ISHI」でしたからね。
 いずれにせよ、超絶な地雷ゲーの前兆がひしひしと感じられるステキなお知らせでした。




11月25日(火)
USSRでは人民が魔女のばあさんを呪う(挨拶)





 『とある魔術の禁書目録』の第三巻を買ってきました。
 いやァ、いきなりやられましたよ。悪い意味で
 最初の数ページで「メタルイーター」とかイタい名前を付けられちゃったライトフィフティが登場して、しえさんの中のガンヲタ魂が「よっしゃァ――ッ!」と喝采を叫んだまでは良かったんですよ。問題だったのは、直後に容赦ないステキ超能力でスクラップにされる展開が待っていた事です。
 ……いや、それ以前にも問題はあったんですけどね。たかだか50口径の対物ライフルを「対戦車砲」とか呼んだり、横風による偏差の修正にウィンデイジダイヤル使ったり(普通はレティクルに横軸のミルドットがあって、それで修正する)してたんですが、それもこれも第三巻を通して大活躍することの伏線と思えば可愛いもんです。それがひ弱なガキ相手にブッ壊されてんだよ!
 あまりに悔しかったので「弾頭にMk.211使えばよかったんじゃね?」とか「いっそXM109持って来れば勝てたんじゃね?」とか考えてしまうChenowthでしたが、一方通行とか言う中二病っぽいガキが相手じゃやはり御坂妹の挽肉を量産するだけの結果に終わってたかもしれませんね。
 あと、中盤でちょびっとFN F2000らしき物体が登場してましたが、ほとんど原型を留めぬ魔改造というかレイプっぷりに驚きを通り越して呆れるばかり。確かにF2000には将来的に射撃管制装置を搭載する予定はありますが、それも照準器に干渉するだけで決して弾道そのものを曲げるわけではありませんので。それとも学園都市限定の仕様だったりするんですか。
 それにしても、F2000にNVGゴーグル(っぽい何か)という組み合わせを見ると、サム・フィッシャーのオヤジを思い出します。うわぁ、ガニ股中腰で歩いてる御坂妹を見たらしえさん失禁しちゃうよ! (無感動に)



 しかしやはりしえさんは十年来の軍ヲタ(こう書くと泣けてくる)ですので、何とかあの「一方通行」とかいう小生意気なガキを現用兵器で懲らしめてやりたくなります。後で『禁書目録』三巻を読んだ仮の同居人も同意見だったので、二人して「現用兵器で一方通行をどう屠るか」という非常にアカデミックな議論を戦わせる事に。

 仮「運動エネルギーをそのまま逆転させられるんなら、クルムラオフ使えば安全じゃね?」
 しえ「現存してんのかよアレ。しかも根本的な解決になってないし」
 仮「或いはまさかのバヨネットチャージ」
 しえ「もっと良い方法があるぜ。隠蔽したクレイモアで不意打ち」
 仮「燃料気化爆弾」


 ……実際には他にも「上条より適任がいたんじゃね?」という疑問を晴らすべく、筋肉モリモリマッチョマンの変態台所が大好きな元海軍特殊部隊のコックなんかと一方通行クンのデスマッチを検討してみたりもしたんですが、その辺は割愛させて戴きます。
 ところで、『禁書目録』の中の一方通行の喋り方や口調は頭が悪くてステキですね。『コマンドー』のベネットを彷彿とさせて
 てめェを殺してやる! 御坂妹にゃもう用はねぇ! 超能力も必要ねぇやぁハハハ。誰がテメェなんか! テメェなんかこわかネェェェ!



 一言メール返信。


>モル様
 Tears Crown<え?主語itが省略されてるんじゃ(ry
 サモンナイト・カイwww


 それは王冠を引き千切ります(学校英語で)
 ちなみに駄文ハイムでは「サモンナイト・ハー」の呼称が制定される予定 >X


>kの字様
 X、ついさっき知りましたがこれは・・・
 地雷と知りつつも踏んでしまいそうです(ぇ
 あ、リィンバウムじゃなきゃユエルいないじゃん!!(←結構重要
 ちなみに、仮の同居人さんはゲームはしないのですか?


 ハサハも居ないから、スルーしてもいいよね?
 仮の野郎はゲームもしますが、楽しみ方が腐女子のそれに近いので滅多に話が合いません。





11月29日(土)
ダウン・ツ・アキバ(挨拶)





 どうもこんばんは。「ドラえもん」とキーボードで打ち込もうとしたら、直接入力になっていた上に手元が狂ったためにDaemonとか書いちゃったHans Chenowthです。
 タイポから生まれるトンデモ文章ってのは楽しいですね。かなり前になりますが、"Shut up!"と書こうとして"Shit up"になってしまった時も一人で大爆笑してましたが。
 ……笑いどころが分からない? ほっといてくれ。



 さて、先日は『ザ・インデクス・リブロルム・プロヒビトルム・オヴ・サータイン・ファッキン・リトル・ピース・オヴ・マジック』とか云うラノベの第四巻を買いに本屋さんへ寄ってみたんですが、あろうことか四巻だけ置いてなかったので泣く泣く家に帰りました。
 その場で店員さんに発注するようにお願いしておいてもよかったんですが、タイトルが長すぎてしえさんの貧弱な脳ミソじゃ覚えきれませんでした。仕方がないのでこうしてパソコンの前に座りながら、俺式オリジナル四巻を妄想しつつ脳内連載開始。


トンプスン風味

「とうま、おなかすいた」とインデックスは言った。
「なあ、ちょっと待ってくれよ、ベイビー」とおれは笑った――笑っていないと、彼女をぶっ殺してしまいそうだった。「おれは補講で疲れてるんだよ。帰ってきたばかりなんだから、一息入れさせてくれてもいいだろう?」
「あたしはおなかがすいたって言ってるのよ!」
 おれの笑みが引きつった。そしておれは立ち上がると、キッチンのあるほうへと歩いていった。インデックスはそれを見て、おれが料理を作ろうとしていると思ったらしいが、実際には違っていた。インデックスに食わせるためではなく、やつが二度と腹を減らさないようにするため ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・に。
「ダーリン」とおれは言った。「ちょっと来てくれよ」


ラヴクラフト風味

 私は恐怖のあまりに戦慄しながらも、しかしその物体を凝視しないわけにはいかなかった。ベランダの柵に凭れ掛かるようにしているそれは、狂気に満ちた白色をした明らかに宗教的意匠が施された衣服を身に着けており、頭巾には名状しがたい未知の幾何学的模様が燦然と輝いていた。そして両生類のような世にもおぞましい声がその白い喉から発せられると、それは冒涜的なまでに完璧な発音の日本語となって私の耳に響き、空腹であることを私に告げて未曾有の恐怖をもたらしたのだ。またそれは口腔に相当するらしい謎めいた器官を蠢かせながらあらゆる有機物を咀嚼し、私が嫌悪に満ちた眼差しで見つめる中それらを次々に嚥下していった。



 駄目じゃん
 ……もう全然『禁書目録』と関係ないというか、なんだか当麻君が半ば狂人じみた振る舞いをするような話になっちまいますね。ちょっぴり反省しながら「もっとオレジナルの『禁書目録』をッ……エロスとリビダウに溢れた『禁書目録』をッ……」なんて考えてみたものの、「イマジン・ブレイカ」と呼ばれる「僕」の一人称で送る森博嗣風『禁書目録』しか思い浮かばずに撃沈。
 自分の妄想のダメっぷりに呆れながら、今日もツェラー・シュヴァルツェカッツェ(※ドイツ製白ワイン。甘くて悪酔いする)を浴びるようにカッ喰らって号泣。そんな調子でこの日記を書いてます。

 何が不思議かって、これだけ酔っ払いながらもきちんと日記の更新が出来る事でしょうね。人体の神秘。