レ・ソン・デ・ラ・ヴィ(挨拶)
前の日記で医者に断酒を勧められたと書きましたが、懲りずにまたジンなどを買ってきてしまいました。生来のウィスキー好きの気質といい、何故だかしえさんの酒の好みはブリトン・アイルランド島風なんでしょうかね。
ジンと言えばカクテルで有名ですね。マティーニとか。
しえさん自身はマティーニなんぞ飲んだ事もないんですが、酒飲みとしてはやはり憧れますよね。小説なんかにも出てくる定番カクテルですし、その気取らないレシピも魅力的ですから。
折角手元にジンがあるんだから、試しに作って飲んでみようか……と思い、マティーニを作るのに必要な『ベルモット』とかいうワインを探しに出かけたのですが、

いくらなんでもデカすぎるだろ
驚くなかれ、1リットル瓶ですよ。
マティーニの標準的なレシピによれば、一杯に使用するベルモットはハーフオンス(約
14cc)だそうですから、単純に計算しても70杯分は飲めることになりますね。……なんでハーフ瓶とかミニボトルが無いんだ?
まぁ、ともあれマティーニを作って飲んでみたんですが……後味が独特ですね。すんげェ汚い形容で申し訳ないんですが、ちょうどビールを飲みながら焼肉を食べた後の自分のゲップを嗅いだような風味。
ベルモット単体でも飲んでみたんですが、床に溢した牛乳を拭いた雑巾の絞り汁のような味がイカしてますね。これと杜松臭いジンが合体するんですから、マティーニというのはかなりのイロモノカクテルであるわけです。
こんなモノを飲む野郎の気が知れませんが、おそらくこの魔味に耐えてこそ大人であり、真の酒飲みなんでしょう。……煙草もそうですが、酒というのはある種のマッチョイズムで飲むモノなのかもしれません。
イギリスの六百騎のように、自ら地獄に乗り込んでゆくのです。
最近、ウェールズ民謡の"All Through the Night"がお気に入りです。
あの島国の人間はどこかズレていますが、歌と女の子とバターに関して言えば一級品が揃ってますね。特に"All Throught the Night"は寝る前の一曲に最適。幻想的かつ魅惑的で、こんな歌があるような土地なら妖精が何の違和感もなく存在していて差し支えないんだろうなぁ、と思わせてくれます。……実際、ブリトン島は色々住んでそうだから困る。
まぁとにかく、しえさんは気に入った楽曲は隅々まで吟味しないと気がすまない性質なので、早速Google先生にお伺いして"All Throug th Night"の歌詞を入手。ウェールズ語で書いてあるそうですが、なぁに、ラテンアルファベートを使う文字なら(フランス語を除いて)発音くらいはワケな
Holl amrantau'r sêr ddywedant
Ar hyd y nos.
Dyma'r ffordd i fro gogoniant
Ar hyd y nos.
読めませんでした。
……ストップ(阻害音)の二重子音なんて見たことありませんよマイン・ゴット。ddywedantなんてどう発音したら良いんですか? ッドゥヴェーダント?
この後もウェルシュ式子音が多発してるんですが、しえさんにはあと838年かけても"brydferthwch"が発音できるようになるとは思えません。いや、マジで。この世の終わりを告げる鐘の音が鳴り響いても無理。
仮の同居人から貰った剃刀の替刃を買ってきました。
8コ入りが\2,280ですってよ、奥さん! 下手な高級コンドームよりも高いんですね、アレ。今まで愛用していたフェザーのハイテン両刃(20枚で\700くらい)と比べると、随分と進化したものです。
しかし、清貧を旨とするしえさんの生活スタイルにあっては、いくら剃り心地が良くてアゴが血まみれにならないとはいえ、こんな高級カミソリを使うのも何だかなァ……という気もします。仮の同居人が来てからというものの、次第にこういった貧乏癖が矯正されてきているような。
考えたら、家で食べる食事もなんとなくバリエーションが増えた(※作っているのはChenowth)ようです。……以前ならスパゲッティだけだったのに。
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