11月18日(木)
「人民委員ですの!」(挨拶)




ハサハは地にあり、世は全てこともなし。
――ロバート・ブラウニング




 どうもこんばんは。幼馴染の女の子に「ケィト・ミラ・フォーチァ」と言われたいHans Chenowthです。
 毎朝、寝坊助の幼馴染に起こされる行くなんてのは、ギャルゲーに於いてはありがちな展開ではありますが、開口一番ゲール語で挨拶されるなんてのは前代未聞なんじゃないでしょうか。帰国子女が攻略対象になってるギャルゲーは数あれど、アイルランド帰りの女の子とイチャイチャできるゲームは寡聞にして知りませんね。ここらで一つ、そんな変り種も見てみたいと思う次第。
 帰国子女っつーと微妙にツンデレ入ってて、高慢チキなビッチを想起しがちですが、アイルランド帰りの女の子なら事情も違うはずです。きっと転校初日から「私を入れてくれる部活動には入りたくないなどと嘯き、顔には皮肉めいた笑みが張り付いたように浮かび、周囲をひたすら韜晦で煙に巻き続ける――そんな魅力あるキャラクターになる筈です。
 ちなみに趣味は爆弾闘争
 バリバリのローマン・カソリックなのでキスもさせてくれなかったり、デートの約束をすっぽかすと右膝を撃ち抜かれたりもしますが、そこはアイルランド人の血に免じて許してあげましょう。たとえ彼女が「お昼ごはん」と呼ぶものの中身が、ギネスとラム・シチューだったとしても。



 仕事がリアル世紀末状態でちょっとアレです。
 今までこそ私生活に充てる時間も持てたんですが、近頃は家に帰ると寝るだけの毎日で、休日は溜まった家事を捌くだけで終わってしまうような状態。使う暇がないのでカネは貯まりますが、正直な話「生きるための労働」としてはややオーバーな気もします。
 人生が素晴らしいなんて言った奴はどこのどいつだ
 相変わらず妹から「仮の同居人と籍は入れないのか」なんてからかわれていますが、(仮に奴との間にそうした何かがあったとして)役所で手続きをするヒマなんてあるワケがないじゃありませんか。実は先月中頃からクルマでも買おうかと計画を立てているんですが、ディーラーに出向く暇がなくて話が進まないくらいの状態なんですから。
 ……書類手続きって何かと面倒ですよね。
 しえさんも仮の野郎も通販をよく利用するんですが、その受け取りだってマトモに行えません。……この前、部屋の郵便受けを開けたら、宅配屋の不在通知が三通も入ってました。
 そんな状態で、ホームページの更新とか出来ると思いますか。



 どうやっても明るい話題が見当たらないので、バカゲーでも買ってみました。
 その名も『ベヨネッタ』
 『デビルメイクライ』を世に送り出した神谷Dが贈る、渾身のスタイリッシュ・痴女・アクション。
 戦闘時のカメラが遠すぎて状況が把握できないとか敵の大半に謎のスーパーアーマーが存在したりと残念な部分も多いですが、とにかく馬鹿馬鹿しいので許せます。
 舞台となるのは、ちょっとスチームパンクな現代世界。
 “記憶喪失”“魔女っ娘”“でも年増”な主人公・ベヨネッタさんは、天使を狩っては地獄へ送り込む毎日。自分が誰なのかを探ってもいるようですが、実際やっている事と言えばとりあえず殺戮だけです。あとストリーキング。
 いろんな作品へのオマージュも多くて、過去のカプコンの名作群を知っていると特に楽しめます。コロシアムで空中を浮遊してるボスっぽい敵キャラに「Flock off, feather face!」と吐き捨てるシーンは思わずパンツが濡れそうになります。あと微妙にダライアスっぽいシューティングステージとか。
 あと、ベヨネッタ姐さんがなんとなくブリティッシュなのも好感度バッチグーですね。「オーゥ、バガー!」と呟いた日には、しえさんの股間がウィッチタイム。



 それに引き換え、『メダルオブオナー』のガッカリっぷりはどうよ。
 ゲームプレイがどうこうという話じゃありませんよ。スタートしたらいきなり日本語音声で喋る米兵にガッカリです。慌ててゲームからダッシュボードに戻り、本体の言語設定を英語に変えた(※ある種の洋ゲーはこうして英語音声に切り替えできる)ものの、ゲームの中身はひたすら日本語。どうやら『レインボーシックス』などと異なり、中身が完全にローカライズされちゃってるみたいです。
 内容は正直なところ、「いつものMOH」。
 主人公のワンマンアーミーぶりや仲間の存在感の希薄さ、異常に硬い敵キャラなど、微妙な部分はいくつかあります。レンジャー編はともかく、「モブキャラが死ぬ」シーンが無いのは残念ですね。『エアボーン』だと、そんじょそこらでNPC同士が撃ち合ったり、殺したり殺されたりしてたんですが、今回はそういうのが見られません。戦場の臨場感は『CoD』の方が上かもしれませんね。
 というか、一部アニメーションがBFBC2の流用(ry