7月3日(土)
いかなるモラルも引きずってはならない(挨拶)


友人と聖地を回ってきました。
聖地=秋葉原。
さながらオタにとってのイルジャラーイム(注:エルサレム)ですよ。思わずモルダウのパクリ国歌を口ずさみつつ町を闊歩してしまいそうです。
……ユダヤの民もあんな国歌だから心も荒んじゃうじゃないかな。


パレスチナ問題の話はおいといて、私と悪友が秋葉原の町を回るときはある一定のコースがあります。
つまり上野駅で下車し、アメ横→秋葉原と巡礼するワケです。
アメ横といえば中田商店
一般のヒトにも名前の知られた軍装品店であり、私も友人もミリオタなので東京に出る時は必ずここへ寄ります。
ちなみに中田商店にはアメ横店と御徒町店があり、我々は主に御徒町店へ行きます。
そこで友人がPASGTヘルメット(売り物)を弄りながら一言。

『フリッツヘルメットの女の子って萌えない?』

思わずChenowthも『死ね』『いや、そりゃねぇだろ』と答えますが、頭の中では早くもフリッツヘルメット(PASGTヘルメットの俗称)を被ったローザ・フォン・エリックたんの姿が煌きます。……なんでドイツ人なんでしょうね。
そして帰路、京浜急行に乗りながらキャスト全員美少女の『ブラックホークダウン』を語りつつ友人とは別れたのですが……
おもむろにスケッチブックを手に取るChenowth。そして数十分後……









いや、もう何ていうか。
色々と自分に突っ込みたいところは沢山あるのですがこれだけは……

どうしてこんな絵ばっか気合入れて描くんですか。

きっと絵の神様が『L・C・2! L・C・2!』(友人の姉を脱がせようとする少年みたいに)仰っているに違いありませんよそうですそうなんです!
ああ神様。私に絵を描く才能を与えてくれがりましてどうもありがとうございます。ほんと有り難いですコンチクショウ。
なんてありがたいんだろう。しんじゃえ。


自暴自棄になりつつ今日はこの辺で。


7月6日(火)
『月は東に日は西に 〜Operation Iraqi freedom〜(挨拶)


最近ウィルスメールがとてつもなく多い。しかもその大半が真面目に感染させる気がないと思しき物ばかり。
例えば私はYahooメールを使用していますが、このメールは相手のメールサーバーを選り好みするという高度なルーチン(暗号名:Song system)が搭載されているために、時たまエラーを起こしたメールは「failure delivery」という件名で送り返されてきます。
私のところの送られてくるウィルスメールは大抵この自動配送メールを偽装していますが、何故かアドレスの末尾に『hotmail.com』とか『mc.neweb.ne.jp』とかが付いてます。
お前らせめてヤフー使えよ。
ヤフーの自動配信メールを装うんならそこまでリキ入れてやって欲しいもんです。もっとがんばれ。


何でもチマタでは『月は東に日は西に(以下『はにはに』)がアニメで放映されているそうです。見たいのは山々なんですが、エロシーンの無くなった『はにはに』なんぞ『はにはに』ではないので却下。
あのの作品はべっかんこう氏の描く美少女が(法の関係上削除)る姿が萌えなのであって、エロもない上に某隣国に下請け出すようなアニメじゃ原作の魅力半減です。
原作の方はよかったなぁ……って、誰ですか。
そこで「どうせまたロリキャラに萌えてんだろ」とか思ってる人は。
いくらChenowthが自他共に認める性犯罪者予備軍少女属性だからってそりゃあんまりですよ。私が『はにはに』で萌えたのは古典教師です。
そう――私は今やナボコフを読んで以来の呪縛を断ち切り、教師=熟女という新たな属性に足を踏み出したのだ!
声を高くして叫びたい――『結先生萌え』と。




参照・野乃原結先生




………………。
まあ、何だ。言いたい事が多すぎて言葉にできないんですけれど。ニンフェットの呪縛がかくも深いものとは知らなんだ。

教師=熟女という鉄の公式を捻じ曲げたオーガストの曲芸にも驚きますが、それ以上にChenowthのダメ人間っぷりにはに恐怖すら覚えます。あまりの恐怖に元特殊部隊のハゲが『恐怖だ……』と呟きながら死んでしまうほど。


そういえば『ロリータ』作中でも、主人公ハンバート・ハンバートはニンフェットの魅力に取り付かれた挙句に人を殺してムショ送り、という転落の人生を送っていました。
果たして少女という属性から抜けられないChenowthは、一体これからどういう転落人生を送るんでしょうね。
……ってかちょっと待った。
考えたら毎日が転落人生じゃん。
嗚呼、神様――


「ああ、この思春期の公園の中に、この苔むした公園の中に、私をそっと一人にしておいてほしい。彼女たちを永遠にぼくのまわりに遊ばせておいてほしい。彼女たちを絶対におとなにしな(現実逃避しつつ終了)


7月8日(水 )
明日のНадя(ナージャ)(挨拶)


そろそろ話を自虐ネタから乖離させねば自分の精神が危うくなる事に気付いたので、今日のネタはちょっとライトに行きます。
「んじゃまずその(挨拶)からどうにかしろ」って声が脳内から聞こえるんですが、いつものように無視。
否認とは立派な現実逃避の方法なのです。


Chenowthは日ごろから萌えを求めてネットサーフィンを繰り返しています。
つまりはGoogleのイメージ検索なんかで自分のお気に入りのキャラの名前を検索し、検索結果に表示されるサムネイルを片っ端からクリックする、という作業です。
こうすればプロ・アマ問わず、自分の愛する二次元美少女がJPEGかGIFになってディスプレイに現れてくるというワケですよジーザス。称えよグーグル! そして偉大なる検索エンジンをこういう使い方しかできないChenowthはいっぺん地獄の火の中に投げ込まれるべきです。

……自虐ネタはやめるんでしたね。第一唯一ネ申様は横浜には来ないし。
イメージ検索から自分の好きそうなイラストサイトに行ける事はよくある事なので、Chenowthはよくこの方法を活用しています。しかしこの方法だとリンク切れや、或いはサムネイルで表示された我らがヒロイン(仮名:ハサハ)が非常に残念な画力で再現されていたりする事もあるので注意。
まあ何はともあれ、その日もそうして一つお気に入りに追加するイラストサイトを見つけたわけです。そしてコンテンツの中にあるリンクを見ると、


『革命的萌え主義者同盟全国委員会』


の文字が。
こりゃまたカムニーズマなページだと思い、迷わずリンクをクリック。
そしてページを斜め読みした後、しばらく打ち震えてから突然立ち上がり、Chenowthは叫びます。

『ハラショー、タヴァーリシチ!』

知らなかった――
夢にまで見た秋葉原のヲタ達を解放する同志が、かくも近くにいたとは。
児ポ法という暴虐の雲を消し去り、ソフ倫という名の反動主義者を吊るし上げる英雄がここにおられたとは!
ここは私も志願して鎌とハンマーを持ち、祖国(ロジーナ)を蹂躙する法の権力者達に立ち向かい、起て同胞よ征け戦いに聖なる血に塗れ



一応釈明しておきますと、Chenowthは別に共産主義者でも何でもありません。というかむしろ右寄りです。
『革萌同』様も勿論そういうイデオローグとは関係ありませんよええ。「ブント」とかも無関係です。多分。
それにしても、こういうイカしたサイトが存在するとは思いませんでした。政治的にアレなネタを扱うサイトは大好きです。
このサイトも非常にアレではありますがね。
というわけで、『革萌同』様とのリンクを真剣に考えつつ終了。


7月14日(水)
先日、また聖地巡礼をしてまいりました。
秋葉原のソルジャーのように週一ペースではないにしろ、べつに近くに住んでるわけでもないのに二週立て続けにいくのもどうかと思いますよChenowth君。
しかしその巡礼の道すがら、メロンブックス付近で唯一ネ申・又吉イエス様が降臨したのを目の当たりにするというガッデムシットな事態に遭遇。あまりの事に友人としばし、その甲高い演説に聞き入ってしまいました。
……なんか主張している事は非常にアレな御方ですが、人気が出るのも分かる気がします。チマタで言うカリスマ性が彼にはありそうなので。
ああ、彼に政治任せたらどうなるかなァ……

とかいいつつ、先日の選挙は自民に投票してきました。
というか私は横浜市在住のために一票を投じる相手がほぼ限定されてまして、間違ってもその所属に『世界経済共同体党』はあったりしません。
じゃあ仮にワタシが東京に住んでいたとしたら……それでも多分入れないでしょうね。
あんなのに内閣作られた日には某国(北側)を凌ぐカルト国家になる事必至。
そうすれば首領様とタイマン張れる可能性も出てくるわけですが、それを上回るデメリットの方が大きそうです。くわばらくわばら。



日記をすべてマタキチ如きで埋めるワケにも行かないので、前回話した『萌革同』様とのリンクの話。
今のところ予定は未定といったところですか……なんというか、萌えサイトでもなんでもない当サイト『駄文ハイム』がリンク貼っても何の意味もない事に気付きまして。
そういうワケで見送りになる公算が高そうです。

で、ネットサーフィン中に見つけた非常に楽しいモノを紹介しようと思います。
ちょっと前に話題になった(のかどうか知らんが)絵本『戦争のつくりかた』です。ネット上でも読めるのは人気故か、それとも売れないためか。
まあともかく読んで見ました。



なんというか、アグレッシヴに議会制民主主義を無視した絵本ですねコレ。
『政府がやりたいようにできるんだよ』という風に書いてはいますが、我らがライオンヘア首相殿の意思は我ら民衆の意思である、というのは民主主義の基本ですし、それを糾弾するならば自民に票入れた自分にその矛先をまず向けるべきです。
第一こんな簡単に戦争を作れるワケがありません。
ここは一つ、不肖Chenowthが戦争の作り方をシュミレートしてみましょう。

二十一世紀を迎えたというのに、民衆は貧困に喘ぎ、ただ一部の者が富を貪る某国――。
唯一の生命線である他国からの経済援助が世界一の大国からの差し金により邪魔され、民衆の飢餓は頂点に達し、そしてその怒りの矛先は一人頂点に立つ国家元首に向けられる。
それまでは核兵器を所有するなど国外に緊張状態を作り国内の目をそちらに逸らす事で対応していたが、遂に限界を迎えた今、国家元首は南にある国に侵攻し領土を拡張する事でこの危機的状況を回避しようと試みる。
突如南侵を始めた某国人民軍。そしてその戦火は海を越え日本にも飛び火し、果てはアジア一帯を戦火に巻き込むことになる



戦争とはこうやって作られます。リアルでしょ? だって現実に起こりうる状況ですもん。
まあ直接どこの国とは言いませんがね。言ったが最後、ドメイン名がKpの方のアクセスを受けて色々と言われちゃいます。
まあこの絵本についてはいろいろあるでしょうが……読み方によっては戦争肯定とも反戦とも取れるから不思議です。
ただ、Chenowthはこうした『何がなんでも命は大事』主義にはどうにも賛同できません。というか、命が大事なんだったらイラク行って民衆の命助けるくらいでブイブイ言うなよオイ。
自分の国の子供に『命を大切にしよう』と絵本で説き、そして海外の惨状や死に行く人々に目をつむる、それに対する行動は起こさない――こうした一国平和主義ほど国として醜いものは無いと思うのです。 Chenowthがそうした主張を見聞きするたびに不信感に囚われるのは、そこにこのような欺瞞があるからなのです。


7月17日(土)
誰か50mm機関銃を!(挨拶)


どうも、前回はちょっと真面目くさった日記書いちゃったChenowthです。
それにしても何であんな日記書いちゃったんだろうなぁ。珍しく挨拶もなかったし。
ちなみに今日の挨拶は「戸田奈津子の訳したマクナイト中佐のセリフ」です。もち「50mm機関銃」は「50口径機関銃」の誤訳。ちなみに50口径=12.7mmで(以下銃話略)


今日はいつもと違ったネタで行きたいと思います。というのも、いつものペースで飛ばすと何か黄色い救急車にお迎えに来て頂く羽目になりそうなので。
間違っても「今日は半裸で遊ぶ幼女を観察しに15km離れた親水公園へ行ってきました」なんて事は書けないワケですよ。……ちなみに今日、親水公園へは行ってきました。幼女云々の件は流石にウソですが。
でもやっぱり今日は暑かったのでみんなはーだかーんぼーというわけでチャリを停めて遊ぶニンフェットの姿を網膜に焼き付けて来(ぶつん)


……ほらそこ、国家の犬さんに電話しようとしない。いくら典型的ダメ人間のChenowthでもやっていい事と悪い事の区別くらい付きます。見てただけです。
……って、児ポ法施行後は見るのもダメになるんでしたっけ? となると、いよいよ国外逃亡の算段をしなけりゃなりませんなァ。とりあえずコロンビ(以下略)



閑話休題。
いつもと違うネタと宣言しておきながら話が吹っ飛んでしまったので、無理矢理に軌道修正。
先日、一つの映画を見ました。以前から興味はあったのですが、TSUTAYAでレンタルが始まって尚且つ新作扱いが終わるのを待っていたのです。だって当日返却とか無理ですやん。
まあとにかく、映画を借りてきたワケですよ。その映画とは……

「S.W.A.T.」

我が盟友(註:サバゲー仲間)の間でも銃器の考証がピカイチだと評判だったので借りてきました。ちなみにChenowthが映画を選ぶ基準は銃器の出演頻度や描写のマニアックさなどにあります。
故に、Chenowthが「ガンスリンガー・ガール」に固執するのも別に義体少女が萌えるからではなくて出てくる銃器に燃えているからという理由に尽きます。
でまあ、前評判がやたら良かった「S.W.A.T.」ですが、Chenowthは見た後に恐ろしく鬱な気分になりました。
出てくる銃器は別にいいんですよ。キンバーカスタムとかM4とかMP5とか、ベネリもちらほら出演していてSWAT装備の地を行ってます。シュアファイアを点灯させっぱなしってのはリアリティに掛けますが、そこまで要求するのも酷ってもんです。
Chenowthが幻滅したのはストーリーにあります。ネタバレしない程度に粗筋を説明しますと、

SWAT隊員である主人公の相棒がSWATを辞め、それから半年後に話がカッ飛び、とある麻薬王が逮捕される。
そいつをムショまで護送しなければならないというのに、その麻薬王がテレビカメラに向かって「俺を助けてくれたら一億ドルやるぜ」とか抜かしやがったため、ロス中の頭の弱い犯罪者達が一億ドルを独り占めしようと画策する。
その中には主人公の元相棒もおり、彼により麻薬王を護送するはずだったヘリが50口径ライフルで撃墜され……



こんな話です。ハッキリ言って超エンターテイメント映画。
薄っぺらなストーリーに加え、随所に見られるアホな演出(例:南京錠をクレイモア対人地雷で吹き飛ばす)がそのお馬鹿映画っぷりに拍車を掛けてます。
あまりに読めすぎる展開に疑いを抱いた私は例の友人(聖地巡礼を共にする盟友)に「どうしてこんなアホなのか」と尋ねました。
本来ならこんな質問に答えられる人間など居ませんが、あいにく私の友人は普通人間じゃありません
というわけで、友人はこう答えてくれました。

『んー? アレってキンバー社が金出した映画じゃなかったっけ?』

納得。
つまり、キンバー社(メリケンの銃器カスタム屋)が『Hey、ウチのガン出してくれたらカネも出してやるぜ』と言って作った映画だと言うのです。実際のこの辺の経緯はまだ未確認であり友人も『噂で聞いただけ』とは言ってましたが、もし事実だとするととてもアメリカらしいハナシです。
だから資本主義は信用できんのだ。


とりあえず、『S.W.A.T.』についてのまとめ。
前述したように映画として見るとアホ映画の部類に入る作品なので、ツタヤ半額セール時にポテチを喰いながらガハガハ笑いつつ観るのが正しい観賞法だと思います。
ちなみにChenowthはこれを一種のサスペンス物と期待していたばっかりに、観賞後に『ブラックホークダウン』を観て口直しするという行動に出ました。
なんか最近の映画って「大ヒット作!」とか付く割には大したコト無いのが多いんですよねェ。困ったもんだ。


7月19日(月)
ダスヴィダーニャ、ロジーナ(挨拶)


本日は海の日にかこつけて休暇を取りました。
そういうワケで今日は朝からチャリを乗り回してどこかへ行って来ようと思ってたのですが、昨晩朝四時までチャットをやったために寝坊するという小学生並みの失態をしでかしたため、出発予定時刻を二時間オーバーするという憂き目にあいました。
まあどうせ自分以外に誰かと連れたって行くわけでもないし、せっかくとった休暇を惰眠で無駄にした以外には大した事でもないんですが……

寝坊はねぇだろ寝坊は。

朝は強いと思ってたのに……。ココロが子供なのは承知ですが、寝起きも子供だったのねChenowth君。


とりあえず気を取り直してチャリで江ノ島まで行く事に。普通のチャリンカーさんがウェストポーチや小さいバックパックという軽装の出で立ちなのに対し、Chenowthはデイパックという、自転車屋にしては重装。しかも中身はガスストーブやコッヘルや水筒やドリンキングデバイス。
だからどこへ行くんだオマエは。
山屋と趣味がフュージョンしちゃってます。まあ、出先で飲む紅茶が好きなんですけれどね。
そんなわけで、今日はチャリの話。

自転車を漕ぐというのはそれなりに体力が要ります。
日頃からトレーニングに励んでいる方は大丈夫なのでしょうが、ダメオタ的生活をするChenowthは人並みの体力しかありません。建設業ではありますが、足というのはなかなか鍛えにくい部位であります。
そこで、自分で自分を鼓舞する方法が必要になってきます。
一番手っ取り早い方法としては歌を歌う事が挙げられます。できるだけ勇ましい歌が良いので、以前Chenowthは海兵隊のトレーニング歌(フルメタルジャケットVer.)を歌いながらペダルを漕いでおりました。
しかしこの曲はチャリのペースに合わせると非常にリズムが取りにくい上、何より英語が理解できる方にはお世辞にも上品とは言えない内容のため、最近は歌うのを自粛しております。江ノ島は鎌倉に近くて外人さんも多いので。
そこで最近のお気に入りは『ソヴィエト国歌』
日本にはロシア人も少ない上にロシア語を解せる人も大していません(←偏見)ので、これならちょっと大声で歌っても大丈夫です。それにメロディーラインだけなら現ロシア国歌と同じなので言い訳もできるというワケですよオオイェー。
ただ――難を言えば、息継ぎが難しいという事でしょうか。
ロシアの歌のmp3を扱う『露西亜館』様などでお聴きになれば分かりますが、ちょっとリキ入れて歌うとたちまち呼吸困難に陥ります。
チャリは有酸素運動なので、これは非常にマズい。
というワケで私の脳内フォルダを検索し、勇壮/リズムがいい曲を何個かリストアップしてみることに。

『抜刀隊』
『装甲擲弾兵の歌』
『国際学生連盟の歌』
『インターナショナル』


…………。
街宣チャリかオマエは。
これで我がチャリのフレームを黒に塗装して、紺色のカバーオールを着て「我は官軍」とか歌えば右翼、或いは真っ赤なチャリで「起て飢えたる者よ」とか歌えば共産党
これほどまでに自分が政治的にヤバい人間だとは知りませんでした。ガッデム


7月21日(水)
「わたし、兄さんにこんなふうに愛してほしくないの」(挨拶)


仕事の都合上大した時間がないので、今日の日記はちょっと短めです。しかし画像付きなので容量はいつもより多いというステキ仕様になっております。ご了承ください。

ここんとこどうも良くない事続きです。
久しぶりに読みたくなった旧作ライトノベルがどの本棚を探っても見つからなかったり、発作的にWACOMのPenStationを注文してしまったり、果てはダイエーの駐輪場に止めておいたチャリが倒れ、しかもその衝撃でVブレーキのリードパイプが折れ曲がるという事件まで発生しました。
しかもVブレーキの方はリードパイプ内のブレーキワイヤを噛みつつ折れていたので、目出度くワイヤ一式を交換する羽目に。
しかも欲を出して「じゃあこのさいブレーキシューも交換すんべ」と様々な部品を買ったら財布の中の漱石が三人ほど戦死致しました。
ああ――PenStationは明日届くのに、代引の金どうしよう。


などと考えつつ、日中三十八度ほどまで達する熱気に耐えられず冷凍庫からアイスクリームを取り出すChenowth。ちなみにChenowthにとってのアイスクリームはかなりの貴重品です。何せ主食がペミカンなんですから。
で、今回食べたアイスクリームは“パナップ”とかいうジャム入りのもの。『上手い喰い方するとスマイリーもどきのジャムの模様が見れる』ような事が書いてあります。
こういった小粋な仕様が好きなChenowth、早速スマイリーもどきを見たくてスプーンを振りかざします。


結果――



何だコレ。
スマイリーどころの話ではなく、ある種のおぞましさすら感じられます。というか、この顔どっかで見た覚えがあるのですが……。
そのデジャヴの元になったものを必至に脳内検索するChenowth。そして――



もうスマイリーどころの話じゃないです。
スマイリー出現を期待したアイスクリームにまで裏切られるChenowth。いいさ、もういいさ。もう現世のものなど信じない。
我が現世は二次元の中にありそこではニンフェットが
(以下略)


何にせよ、アイスクリーム一つで世界に絶望を感じる男も珍しいですね。


7月22日(木)
素晴らしき哉、人生!(挨拶)


アウトドアショップの店先からキャプテンスタッグ製品が消えつつある。
不審に思って店員に聞けば、新潟にその流通倉庫を置いていたキャプテンスタッグは先日の豪雨で水没したそうです。
日頃私が愛用している製品が流通しなくなる――私の厄日はまだ終わりそうにありません。
それにしても最近ツキから見放されてます。例えば――例えば、代引の金が足りなくていつもの友人から借りるハメになったり。


というわけで、本日PenStationが届きました。
\4900ちょっとの値段でしたが、いろいろな政治的陰謀により当日のChenowthの財布の兵力は漱石二枚という最悪な状況でしたので、例の友人から借金する形に相成りました。
ちなみにChenowth、こうした金銭の貸し借りの約束は履行する性質です。――どうしてそこで疑いの目を向けるんテ゛ィス!?
まあともかく友人を家に呼び、やってきた佐川急便のスタッフに金を払って頂きました。ありがとうS原。今度また秋葉原行こうな。

そうして届いたPenStationを弄くり倒す男二人。以下、その会話の一部です。


Chenowth『へーぇ。これがペンタブなのね』
友人『っつーか入力面積小さいな。これ絶対座標モードじゃ動かせないんじゃない?』
Chenowth『いや、ギリギリ大丈夫だと思うが……でも確かに小っちゃいな』
友人『まあいいか。小さいの好きだろ?
Chenowth『いや、好きだけどここまで小さいとちょっと辛いかと。キツすぎて入らない、みたいな』
友人『相変わらずすごい喩えだな。そういや、夏コミ行くのかアンタ』
Chenowth『人が多いところは疲れるからパス。なんか歳取るとそういうトコ行くの面倒になるのよネ』
友人『金が無いんだろ(ホ゛ソッ)』
Chenowth『うるさい黙れ


とりあえず、ペンタブの話が後半からフッ飛んでますがまあ良しとしましょう。
とりあえずこの日は友人といろいろインストールしたり、PictBearのフィルタをダウンロードしたりして別れました。
絵? ――いえ、描いてませんが。
早速買ったんだから何か描こうかとは思いましたが、ペンタブ買って最初に描いた絵が猫耳少女のシールズ隊員だったりしたらタブに失礼です。


なのでもう少し題材について考えてから、きちんとした絵を描こうと思ってます。
決して上手く使いこなせないからじゃありませんからね。……違うってば!


7月24日(土)
血まみれのマリア(挨拶)


前回の日記でよくないことが続くと書きましたが、まだまだ悪いことは減りません。
今日などは親愛なるゲイツ様が作ったWindowsのttfcacheが吹っ飛び、特殊フォントやブラウザのイコン(←アイコン)が表示できなくなるという事態に。しかもChenowthはWin98ユーザーの上にファイル『ttfcache』は隠しファイル属性のため、safeモードで見ないと弄れないのですよ。
何とかsafeモードのクソでかい違和感のある画面を這いずり回ってファイルを再構築しましたが、どうしてこうもWindowsって不安定なんでしょうね。
買い換えてからはマシになりましたが、以前使っていたノートPCに入ってたWindowsなどはスタートボタンをクリックするだけでフリーズするという非常にステキな仕様でした。
何度かマイクロソフトのHPでアップデートしてるんですが、必ずどこか不具合が残る上にそれを『仕様』の一言で片付けられてしまうんですよね。
ゲイツ様というのは
きっと完全無欠に
立派で公平な人格者で、
98ユーザーにもXPユーザーにも、
ノーパソユーザーにもタワー型使いにも、
ただ平等に見守るだけで
決してどちらか一方をえこひいきして
手を差しのべるなんてことはしないのだ。

なんてありがたいんだろう。
死んじゃえ。



閑話休題。 そういや本日は休日でしたが、妹と姪が遊びに来ました。
……誰ですか、そこで『脳内妹?』と怪訝そうな顔してるのは。
ちゃんとChenowthには妹が居ますよ。年子の妹です。ついでに言うと結婚してます。お兄ちゃんよりよっぽどクレバーな人生歩んでますね、妹よ。
ちなみにChenowthは昔、妹に対して中大兄皇子のような振る舞いをした事があります。……まあ違うのは中大兄皇子は立派な人で、Chenowthはダメ人間だという事くらいでしょうか。
まあともあれ、いつもは例の友人くらいしか立ち寄らない部屋も今日はにぎやかでした。今日に限ってChenowthの部屋は綺麗に整頓されていましたが、独身の一人暮らしにはこの手の魔法使いは多いです(体験談)
妹と互いの近況を話し合っている傍ら、今年四歳になる姪は私のコレクションであるフリッツヘルメットを被ったりして遊んでいます。特に話題はありませんが、旦那の仕事が忙しいだとか、私も仕事が大変(大嘘)とか、姪は幼稚園に行かせようかとか、そういったとりとめのない話ばかりです。
ちなみに妹の旦那、つまり義弟ですが、彼はあまり我が家に遊びに来ません。一緒に酒を飲むことなんかはよくあるんですが、滅多に家に上がらないのはやはり私の破戒的生活を見るのがイヤなんでしょうな。
或いはChenowthがどういう人間かを知っているために義兄といえども近付きたくないという可能性もありますが、そうであればそもそも家族を遊びに来させないでしょうね。ごめんな兄弟(はらから)よ。お義兄ちゃんは中大兄皇子みたいな人です。


さてペンタブですが、どうにも上手くいきませんね、コレ。
Chenowthは実線をスキャンで取り込み → PictBearで彩色、という手順で色塗りをするのでタブを使うのは彩色の工程だけですが、Chenowthはひどく色オンチです。犬並みに色オンチです(犬のは色盲)。
そういうわけでネット上で絵師を名乗っていた頃もモノクロ絵ばかりでお茶を濁していたのですが、やはりペンタブを買った以上はカラーを描かねばなるまいよ。
しかしペンタブの操作どうこう以前に色の選定がまずあからさまに間違っているので、現在試し描きしている絵のほとんどはとんでもない色彩になっています。
極めつけはレイヤーの数。
現在、『PictBearで描く』というサイトを参考に絵を描いているのですが、Chenowthの悪い癖でお手本どおりになんでもかんでもやってしまうのでパーツ・色ごとにレイヤーを作成してしまい、その結果としてレイヤーが十数枚に及んでしまいます。
ここでゲイツ様特製の『仕様』により、増えすぎたレイヤーの処理に悲鳴を上げるWindowsはビジー状態という形で私への不満をぶつけ始めます。
それでも強引に操作を続けた結果、青画面突入という事も珍しくありません。

Windowsとの付き合いも含めて、まだまだChenowthは修行が必要なようです。



7月28日(水)
DDR(×ダンレボ ○ドイツ民主共和国)(挨拶)



どうも、『鬼畜王ランス』ヒロインとの絡みイベント時のBGMに合わせて旧東ドイツ国歌“Auferstanden aus Ruinen”を歌うChenowthです。
つーかアレは国辱モンだろ……と、嘗て栄えた国に思いを馳せつつ、泣きながら画面をクリックしておりました。どうでもいいことですが、昔はその安価で鳴らした東ドイツ軍の装備が最近品薄になってきているらしいですね。ウールコートなんかはぜひ手に入れたいのですが。

さて、慣れないペンタブも色々と弄り倒した挙句なんとか操作に習熟したので、とりあえず絵を一枚描いてみました。
いろいろ題材はありましたが、突然しおりちゃんとさおりちゃんとか描くと白い目で見られるのでここは一つ普通のやつを。
こちらです↓







分かってます。塗りが汚いとか実線が擦れすぎとがいろいろ言いたいことがあるでしょうね。
何よりどこが普通なんだって疑問がおありでしょうね。もっともです。
一応説明しておきますと、1993年のソマリアはモガディシオ、第160特殊航空部隊のデルタ隊員です。女の子がいたかどうかは定かではありませんが。
記念すべき最初の絵がこれってのはあんまりですが、他の絵にしたところでりぜるたんとかインクたんとかにしかなりません。これでもまだマシな方です。


最後に一言。
……っていうかここテキストサイトでしたよね?
画像乗せると重くなるからやめろってのに。ただでさえ15Mしかないんだから


7月31日(土)
つまりこうだ。
ダドリー対機械魔メルギトス。
(挨拶)


昨日は金曜日だったので夜更かしモードに入り、夜中の三時ごろまで某所でチャットしたあとは我が家を訪ねてきた友人(註・夜中の三時)と酒を飲みつつ最近またやり始めた『サモンナイト2』なぞをプレイしておりました。今はその朝です。
アレはシミュレーションRPGのクセしてフルボイスと好感度システム付きというエロゲー美少女ゲームのような仕様という素晴らしいゲームです。
つまり私と友人の会話は、“作中に出てくる少女達がいかに萌えるか”に終始する事は目に見えております。
が、そこは社会不適合で鳴らした二人。その予想のナナメ上を邁進しました。

友人『っていうかこのレナードってキャラ妙に使えねぇなおい』
私 『育てりゃ違うんだろうけどなぁ……。遠距離攻撃ならケイナさんいるし』
友人『……ところで、このレナードって元々ロスのお巡りさんだよな』
私 『そうですが何か?』
友人『ロサンジェルス……1958年秋』
私 『!』
友人『というわけで、レナードの名前は今から
“ダドリー・リーアム・スミス”に改名な』



それから「装備可能な武器はズート・スティック」とか「召喚獣はブルーニング/カーライル」とか勝手なキャラを妄想しながらゲームを進めておりました。
ちなみに付け加えておきますと、途中で猫耳狼耳娘ユエルたんを仲間にした時は二人でテレビの前で小さくガッツポーズを決めておりました。
この社会の愚図どもが。



それはそうと、今年は上手いこと夏休みが取れそうにありません。
Chenowthは有給休暇の使い方が至極下手な男でありまして、若い頃には休みすぎて給料が下がったこともあります。
流石に私も学習くらいしますから、ここ数年は“休暇が残っていなかったら身体引きずってでも出社する”というスタイルに改めております(←改善されていない)
まあそれにしても後先考えずに使っちゃう休暇ですから、今年の夏は取れてせいぜい五日くらいですか……寂しい夏だ。


まあ休暇取ってもする事ないんですけどね。山に行くかチャリ漕ぐかくらいです。彼女くらい作れよ。
ちなみに我が盟友には悉く彼女または嫁が居ます。居ないのは私だけです。たまに外出先で知人に会うとその殆どが女と一緒という非常に惨めな目を見ております。
というか年齢的にもそろそろアレですし、本気で誰か見つけないとヤバいです。行き遅れです。ただでさえ妹に先越されてるのに!

というわけで、今年の夏は彼女探しに費やしたいと思います。
え? 勝算……? あるわけないじゃないですか