8月 5日(木)
< サモナイコンフィデンシャル



暑さで更新する気力がこれっぽっちもでないために、今日も画像を貼る事でお茶を濁します。
暑中見舞い画像なので保存して持ち帰っちゃっても全然オーケーです。そのままHDの肥やしにするも良いですし、勝手に自分のページに転載しようともChenowthは一向に構いませんので。





『暑中“お”見舞い』になっていない事よりも何よりも、まずChenowthが巨乳を描くのが珍しいです。
とか言いつつ今日は終了。



8月 9日(月)
「マイロリ」には……
「マイロリ」には何故規制が無かったんだ!?



どうも。世間は夏休みなので、泳ぎに来る幼女を見るためにプールの監視員に応募したいChenowthです。
個人的には旧型の幅広ストラップが好きです。色は紺(何の)。


……えーと、なんかもうすぐピーポ君に会えそうな発言ばかり繰り返しておりますが、現実のChenowthにはそんな大したヒマはありません。
なんたって休暇が取れません。取っても秋葉原くらいしか行くところがありません。前々回の日記で言った彼女獲得作戦などは明らかに実行できません。――これだけは明らかに気力の問題ですが。
ちなみにこの日記は仕事場からアップしております。それだけの時間があるのはこの忙しさの中にあって唯一の救いですが。
まあそんな下手すると残業百時間近いのに超勤カットのガッデムシットな現実に嫌気が差して、先日の日曜日は本棚を作っておりました。


Chenowthの家には紙魚が湧くほどに本が多いので、それを整理するための本棚も二台ほどありますが全然足りません。それに極度の貧乏性のために本を捨てるとか、あまつさえBOOKOFFに持っていくなんて事は到底ムリです。典型的な『物を捨てられない男』ですね。
つまり部屋が本で埋まる前にそれを整理するための本棚の供給は急務であったわけです。
地元のホームセンターでツーバイフォー材を買い、その場でカットしてもらいました。最近のホームセンターはサービスが良くて、場所によっては無料でやってくれます。


そしていよいよ組み立てですが、ここでChenowthは職場へと出向きました。
Chenowthの仕事場は建設業の会社なので、こういった日曜大工の道具には事欠かないわけです。最悪ツーバイフォー材だけあれば木ネジなんかをちょろまかして本棚の一つや二つ簡単に作れます。
私はもちろんそこまでワルじゃありませんから、ちゃんと木ネジもL字具も自前でそろえましたよ? ――借りるのはインパクトドライバーだけです(←電気代の横領)。

休日出勤の方々に優しく笑みを投げ、倉庫の鍵を借りて電動ドリルとインパクトドライバーを持ち出します。そして駐車場で勝手に組み立て開始。 予め材料の切り出しの時に精度は出てるので、あとは直角合わせて適当に下穴開けて木ネジ締めて完成です。日本の住宅の何軒かがこういう適当な仕事をする男によって組み立てられているのは非常に恐ろしい事ですね。
まあともかく20分で組み立てた本棚を会社の軽トラに乗せ、会社に残っていた後輩に運転させて家まで持って帰りました(Chenowthは無免許)。


とまあ、下手すれば上司に叱られても仕方ない休日を過ごしておりました。ちなみにちょっと前まで再プレイしてたサモ2はレベル上げに詰まったため中断。やっぱハサハたんにレベル振りすぎたかなぁ……
とか考えつつ、出来上がった防腐剤の匂い漂う本棚に床に散らばる本を詰め込んでいくChenowth。買った本には例外なくブックカバーを付けてもらう性格のためにそれらは殆ど見分けがつきませんが、ワタクシにはカバーの色褪せや擦り切れ具合などで中身を見分けるという恐るべき慧眼が備え付けられています。……ダメ人間の別名という意見もありますが。



まあそんな感じに新しい本棚を入れたわけですが、本とは集まればかなりの重量物であり、その重量物が本棚という一箇所にまとまれば床の一点に負荷が集中することは必定。

というわけで、現在床がミシミシと軋みを立てるような按配に――ちなみにChenowthの部屋は二階にあります。
幸いにして大家さんはこのアパートには住んではいないんですが、文句つけられても仕方ない状況ではあります。

どうしてこうも上手く行かないんだか。



8月 13日(金)
大人ハサハなんて、大人ハサハなんて!(挨拶)


本を二冊ほど購入しました。
一方は電撃文庫刊『リバーズ・エンド after days』、もう一冊は文春文庫刊『ハリウッド・ノクターン』

ライトノベルとクライムノベルを一緒くたに買う馬鹿


釈明させていただきますと、『リバーズ・エンド』は最近のライトノベル の例に漏れず、いわゆる「切ない系」なんですよ。今までに1〜5が刊行されて完結していますが、今回の「after days」はその後日談。
エンディングがハッピーとは行かなかった作品の後日談を読むと二十代後半の男がアニメ絵の表紙の文庫本にを涙を潤ませているというみじめなクソ地獄に堕ちるハメになりますので、ここは一つ真っ向から相反するジャンルの本を平行して読むことでその「泣かせ」成分を中和しようというわけですよ。
ただこの読書法は二つの作品が頭の中でフュージョンするという副作用も持っていますので、日頃から置換妄想(誤字にあらず)に勤しんでいるワタクシと致しましては、非常に辛い方法でもあります。


まず、『リバーズ・エンド』を読み始めます。
一人称視点ということもあって、その語り手の心情がこれでもかというほどに描写されながらダウナーなストーリーが展開されていき、途中でChenowthの涙腺が悲鳴を上げます。
ここで『ハリウッド・ノクターン』にシフト。
途端にChenowthの頭は十五歳の多感な年頃の子供たちから悪い白人(バッド・ホワイトマン)の跳梁跋扈する1950年代のロサンゼルスに飛びます。
ジェイムズ・エルロイの作品は長編が主ですが、『ハリウッド・ノクターン』は短編集。自然と二作品を交互に一話ずつ読んでいくという勝手な脳内ルールが築かれます。
そうやって交互に読み進めるうちに、知らず知らずのうちにChenowthの頭の中では二つの作風の異なる作品がどんどん融合していったのです。


例えば、『ハリウッド・ノクターン』の中の「ディック・コンティーノ・ブルース」という一編があります。
この作品の中で、猟奇殺人者が新聞を切り貼りして作った「死ぬほどやりたい」と書いた怪文書を送りつけてくる場面があります。
『リバーズ・エンド』にシフト。
第三話の『瀬川拓己 loving iside you』というチャプターの中で、話の主である拓己が唯という女の子からメールを受け取る場面があります。




ほんの少しのタイムラグのあと、メールが表示された。その内容は、僕の期待に反して――なにを期待してたのかわからないけど――ひどく短いものだった。

「 死 ぬ ほ ど や り た い 」




全てぶち壊しです
さらにこの後、自然にショートカット/痴呆天然系/主人公にべったりという萌えキャラな筈の唯たんがドット・ロススティーン保安官助手(レズビアン・体重200ポンド)に脳内変換されたりと大変なことに。


どうせ読むのは家で一人きりのときですし、例えマンガ小説(化石級死語)なんかに涙したところで人に見られる恐れもないわけですが、どうも自尊心がそれを赦さないんですよね。
ノミよりも小さな自尊心が
ライトノベルに泣いたとあってはChenowthも堕ちるところまで堕ちてしまいます。既にダメ人間としての評価は満点のワタクシとしましては、これ以上得点を稼げば人間を超えて畜生道まっしぐらです
とにかく私はライトノベルなんかに泣いたりなんかしません。絶対に。




――え? 『アンダー・ラグ・ロッキング』
ああ、アレは泣いたな。あまりに駄目すぎて



8月 15日(日)
キル・ビル(挨拶)


念願のフォトショップを手に入れました。
知り合いからのピーコ品なのでバージョンが2.0という非常に貧弱な仕様ではありますが、まあ少なくとも機能はPictBearよりも充実しているので満足です。
そういうわけで、日曜の今日はずっと絵を描いておりました。

が。

先程フォトショにて色付けをしている最中に、多すぎる処理量に負けてマシンが突然フリーズした挙句ダウンするという非常にガッデムシットな事態が起きまして。
しかも進行中のジョブを保存していなかったために、再起動してフォトショを立ち上げてみたら九割方完成してあとは影付けるだけだった絵が全てパーになっておりました。
あまりの事に脱力しつつ、今日はとりあえずこの一言だけ言って日記を締めたいと思います――



死ねゲイツ



8月 17日(火)
ス・インターナツィオナーロム(挨拶)


ネタを求めてネットを這いずり回っていた所、非常に楽しいページに遭遇することになりました。
直リンすると非常に面倒な事態が起こる可能性もあるのでサイト名だけ表記しますが、『反ひのきみネット』いう革新的なサイトであります。
要約してみると、「日の丸や君が代は国民に国家への帰属心を強要するものであり、自由主義的観点から見てこれは宜しくない」という主張を基に運営されているサイトです。
非常に素晴らしい
ここまでChenowthがネタにしやすいサイトがあったとは非常に素晴らしい事です。ハレルヤ!
あんまりこういった政治的なネタに突っ込むのは掲示板が荒れたりする原因にもなるので避けたいのですが、何せネタがないので。ちなみに憲法では言論の自由が保証されているので、どんな反国家的言辞だろうと、全ては憲法により保護されているのです。
ビバ日本国憲法!とてもアメ公が作った憲法とは思えませんね!


まずこの『反ひのきみネット』、サイト構成が非常に親切です。
最近はネット社会も国際化が進んでいますので、日本語/英語は当たり前、さらにこの『反ひのきみネット』では韓国語でも読めるようになっています。これでドメインが.Krや.Kpの方も安心して日の丸・君が代に反対できます。まさしく韓流。
さらに、このサイトは国家に対する被支配者階級である公務員を、君が代や国旗掲揚という搾取から救済しようと 活動を進めているようです。国家権力による搾取を嫌うChenowthとしては嬉しい限りです。国家の恩恵を受けている公務員であろうとも、その国家に背く権利くらいはあるのです。ビバ思想の自由!

そして君が代・国旗の制定を国家の象徴的暴力とする論調――。
これは全共闘を戦った学生を父に持ち、その影響を多大に受けたChenowthとしてはとても賛同できる意見であります。
そう、国歌も国旗も、全てはそれを制定した国が国民の帰属意識を高めようと制定したもので、我ら国民はその欺瞞を打ち破り、国家と檻から解き放たれた自由な人間となるべきなのです。さらに言わせていただければ、日本ブレイク工業社歌横浜市歌も、会社や市に対する帰属心を煽るものでしかなく、これらも全て廃止すべきです。
彼らの主張は、全共闘世代に流行った自由主義に通ずるものがあります。恐らく、『反ひのきみネット』の関係者の方々の中には私の父と同じ世代の方もいらっしゃるのでしょう。 きっと、彼らが嘗て歌ったインターナショナルも決して国歌ではなかったのでしょうね!




…………。
いや、個人的には誉めてるつもりなんですけれど、どうも今読み返したら全く左とは逆のベクトルに文章が行ってますな、コレ。
もしかしたら知らないうちに私の脳がとてつもなく右に傾いてしまったのかもしれませんな。
まあ何はともあれ、『反ひのきみネット』は一つの考え方や主張としてはなかなか良いものではあります。日の丸も君が代もそれ自体には罪がないにせよ、日本の過去の所業を物語る象徴としての働きがあるのは否めないことですし、それによって過去に日本に被害を受けた国々が忌まわしい記憶を喚起される事もあるでしょう。
故に国歌も国旗も変えるべき、というのは一応筋の通った論理ではあります。 国旗や国歌からその国の過去が想起される事があってはなりませんからね。
ユダヤ人を大量虐殺したくせに国歌のメロディーも国旗も戦前のままの国がヨーロッパのどこかにありますが、あんな国だけにはなりたくありませんものね!



――脳の右傾化とかそれ以前に、むしろ文章の中にとてつもなく幼稚なアイロニーが含まれているのがChenowthの人格崩壊ぶりを物語っています。
大丈夫かホント。サモンナイトの二次創作を書こうとしている人間の日記がこんなんでいいのか。
はい、いいのです。……人生全てネタですから。



8月 18日(水)
I AM BECOME DEATH(挨拶)


先日、S&Grafにて初期型RBA(レンジャーボディーアーマー:防弾ベスト)のレプリカを購入したChenowthです。
S&Grafって何ぞや? という方は今から本屋さんへ行って、「ホビー/趣味」のカテゴリに並んでいる「COMBAT」という雑誌の一番後ろを御覧下さい。平たく言えば軍装品の通販屋です。
まあ色々ありまして前々からブラックホークダウンのコスプレをするのに必要だったRBAを手に入れたわけですが、私が買ったのは個体差なのか前面のベルクロのステッチが一部抜けているという非常にファッキンな品物でした。
憤慨しつつ電話で文句をすると、

『不良品かどうかは見てから判断するからまず現品を送れ。あ、送料そっち持ちな』(要約)

そういうわけで、今日は郵便局へ行ってまいりました。ゆうパックで大阪へ送り返してきましたよ。ええ。送料の610円のおかげで昼メシ抜きになりましたが。
これもきっと日頃の行いが悪いせいでしょうね。偉大なるゲイツ様に暴言を吐いたり、日記のネタに人様のサイトを使ったり。
思い当たる節はそれこそたくさんあります


しかし体は大人、頭脳は子供のChenowthにとって、待ちわびた通販の品物が再び強制送還というのは非常に辛い出来事ではあります。
どうしていつもいつもワタクシの日常は悪いことしか起こらないのかと自問していた所、神からの福音を授かりました。

聖なる声――――


『だからおまえはクズなんだよ。クズはどこまで行ってもクズだ』


大きなお世話だ
仕方が無いので、『フルメタル・ジャケット』のDVDを観賞して軍曹殿に気合を入れてもらう事にしました。
観賞後、とりあえず仮眠を取る上司を石鹸タオルでボコボコにする程度の気合は回復できました。いいか覚えとけデブ、悪い夢だぞ……。


しかしその後調べたところ、現在ワーナー作品が殆ど\1500で売られるという期間限定セールをやっていてその対象商品に『フルメタル・ジャケット』も含まれており、DVDをかなり前に定価で買ったChenowthは更なる絶望の淵へと立たされる事になりました。

綺麗だよ、シャーリーン(壊れ気味)。



8月 19日(木)
エルフェンリート(邦題:十一の歌)(挨拶)


どうも。最近ウィンドウズのサウンドを悉くハサハのボイスに変えたChenowthです。
というわけで、起動時には「ふわぁ〜っ……おはよ、おにいちゃん」と声を掛けてくれるようになりましたよハサハ號(←マシンの名前)!
おかげで耳障りでならなかった警告ウィンドウの「ポーン」という音も「これで……いいの?」というおにいちゃんを気遣うハサハボイスになったためにイライラ解消ですよハレルヤ。
ただ惜しむらくは、偉大なるゲイツ様の作ったウィンドウズをオタ専用機に貶めてしまった事でしょうか。そういえばちょっと今しがたマイドキュメントを色々と覗いてみたら二次元絵ばっかり入ってました
しかもファイル名が『fuchsohr.jpg』とか『katzenohr.jpg』とかばっかり。
何故にドイツ語ですか

いや、ファイル名から中身がすぐに分かって、尚且つ他人には分からないようにするための対策なんですけれどね。でもお前のPCなんて誰も見る奴いねぇよ
まるで聞きに来る人間もいない説教を書いている教会の神父みたいですね。ってマッケンジー神父かワタシ。


閑話休題。
ところで、サモンナイト クラフトソード物語2が発売されます。
一応このシリーズは好きなので買おうかと思っていたのですが、あろうことかGBAがガラクタの山に埋もれて発掘不能という状況に。
元々GBA自体あまり触りませんからねぇ……携帯ゲーム機という割には家の中で密かにピコピコという遊び方しかしませんし。というかいいトシこいた無精髭の男が電車の中でGBAをピコピコ(註:ヘッドホン無し/ミュート無し)ってビジュアル的にどうよ。
いくらChenowthにもそれを憚るくらいの良識は残ってます。

とにかくクラフトソード物語を買おうかと思っていたんですが、先日のミリタリーグッズ衝動買いが響きまして今日の晩飯がパンの耳とペミカンという金銭的にアレな状態になっていやがります。
おまけにSOCOM2も発売されましたしね。どちらかというとこちらの方が気になるChenowthです。
ミリタリー熱が萌えよりも先行するのはもはや自明の理。
神の摂理だ。
そういうわけで、サモCS2のプレイは来月中旬あたりになりそ……ああッ! 来月はイノセンスのDVDの発売日じゃないかッ!



というわけですいませんサモ同志の皆様。Chenowthがクラフトソードをプレイできるのはいつの日か分かりませぬ。
とりあえずChenowthは引き続きハサハに萌えて行く事にします。ええ。



8月 23日(月)
ヴァンヴァヴァンダム(挨拶)。



Chenowthの頭の中―――


―――――体はジェリードーナッツで出来ている。

血潮はコレステロール過多で 心は狂気。
幾たびの訓練を越えず失敗。
ただの一度も誉められた事はなく、
ただの一度も理解されない。
彼のものは常に独り トイレで勝利に酔う。

故に、生涯に意味はなく。
その体は、きっと海兵魂で出来ていた。

                ――ゴーマー・パイル二等兵


何がなにやら自分でも書いてて分かりませんが、上のようなネタを思いついてしまうほどに脳がヨーグルト化しているということで了解してください。
ここのところ、いつか夏休み休暇取ってやるとか思いながら働いてたらいつの間にか世間では夏休み終了カウントダウンに入ってました。
ああ――。
これじゃあ浜辺で遊ぶ少女が見られないじゃ(以下略)

えー、サモクラ2も発売して、ネット界隈のゲーマーさんの間では早くも萌え談義に移っている模様です。
もちろんまだプレイはおろか購入すらしていないChenowthは話題に置いてきぼりですが、大して気にしていません。流行に流されるような性格なら今ごろマトモな人生歩んでます

そういうわけで、最近の娯楽といえば読書。というか普段から読書はライフワークの一環ともいえるほど生活の一部となっていますが、最近はサモクラ2をプレイできないことを埋め合わせるかのようにひたすら読書をしています。
先週は帰宅してからというもの、一人で酒を飲みながら(註:トリスウィスキー)『不夜城』『極大射程』を読みふけっていました。
そして時折本を閉じるたびに頭の中で次に書こうと思っていたサモンナイト二次創作SSの題材が思い浮かびます――

レシィが元柔道選手の女体育教師の手でベッドに縛りつけられて強制SM
ユエルの頭にショットガンをダクトテープでぐるぐる巻きに固定したカラウス登場。

まあ、いつものことです。
それにしても世間で言われているように、馳星周ってエルロイのパクリによく似た雰囲気を出してます。流石はアジアン・ノワールの第一人者。
極大射程の方は冒頭で黒幕かと思ったロシア人スナイパーT・ソララトフが全然でてこないという拍子抜けした展開でしたが。まあ、ストーリーとしては至極真っ当なものですから気にしないことにしましょう。


ハオプトコンテンツ(メインコンテンツ)とか副題振っておきながら全然更新されていないSSについて少し釈明をば。
不定期更新なんだから大目に見ろよ色々とネタ不足とかスランプとか才能の欠如などが重なりまして、現在大したものが書き進められておりません。
そういうわけで、しばらく駄文の更新は滞りそうです。

というか、いっその事この日記をメインコンテンツにしちまおうか(ぼそっ



8月 26日(木)
コリア様が見てる(挨拶)。



ふとしたきっかけで、『インデペンデンス・デイ』を無料で手に入れました。
地上波で何回も放映されていますし、何より歩兵を中心とした地上戦闘にしか萌えないChenowthにとっては正直どうでもいい映画なのですが、とりあえず貰った以上一度は見ておかなければと思い立ち、帰宅後に早速観賞。
結局見ても単なるアメリカ万歳のおバカ映画以外の何者でもなかったので、あまりに大きいその落胆を埋めるべくエイリアンVSハートマン軍曹の構図を想像して楽しもうかとしていたところ、『サモンナイト クラフトソード物語』のノベライズ版を買ってきた事を思い出しました。
実を言うと、仕事の帰りに本屋へジャック・ヒギンズの『鷲は舞い降りた』を探しに行ったら下巻にあたる『鷲は飛び立った』しか売っていないという事態に遭いまして、代わりに「なんか楽しい本ねぇかなぁー」と探したらサモだったわけです。
ちなみに2ちゃんねるの猛者たちは『クラフトソード』の略称をクソと略すそうですが、Chenowthとしては『CS』と呼びたいですね。精神衛生的にも。
しかし『CS』にしたらしたでo-クロロベンジリデンマロノニトリルを思い出すChenowth。途端に投石をしてくる学生にキレて催涙弾水平撃ちをかます機動隊員を思い出します。


……読む前からこれですか。自分の脳の腐り加減に舌打ちしつつ、一ページ目を開きます。
その時、Chenowthの目に小さな文字が。

カバー・口絵イラスト 大塚信一郎
本文イラスト 外崎春雄


……いや、挿絵も書いてくださいよGASHINもとい大塚氏。
ってか原画や作画監督の外崎がどうしてこんな所に。
早々に頭の中では大塚氏の絵がTV版攻殻機動隊第六話の面々にオーバーラップしています。ああ――プラティが素子に(以下略)


その後恐れつつ挿絵を見たところ、案外攻殻っぽくなかったから安心しました。
というか外崎にあんな絵が描けたのかのかと驚嘆してしまいましたよ。ええ。どのくらい驚いたかというとバキ特別篇『SAGA』がエロ本だった事に気付いた時くらい
本文の方は本編のノベライズ版よりも取っ付きやすい文体で、都月より読みやすかったです。
途中何となくワイスタァンの街並みが外国人のたむろする歌舞伎町に重なったり、キャラクター達のあまりの萌えっぷりや百合っぷりにキレて今すぐ船でカタリナ島へ行き、イノシシの頭に釘付きバットを叩き付けたいという衝動が沸いたりしましたが、そこは幾多の萌えの嵐をくぐったChenowth、唇を食いしばりながらページを送ります。途中でふと頭をもたげた本のサイズがパラダイムノベルズと同じという疑問もねじ伏せて、最後まで読了。


感想より何よりも、最近マジメなレーベル(?)ばかり読んでいた反動のせいか萌える話を読むのが苦痛になりつつあります。
まあロリキャラが出てくるたびに椅子から腰を浮かせる生活よりはいいかもしれませんが、トム・クランシーやエルロイを読みながらその内容を夢に見るという生活もまっぴらごめんです。

とりあえず、萌える話への耐性を付ける為に本棚で埃を被っていたパラダイムノベルズ関係の本を読むことに
厳重にブックカバーで迷彩の施されたB5変形版の本の中から、適当な物を選んで引っ張り出し、タイトルを確認。
『加奈 〜いもうと〜』だった。
何も見なかったことにして本棚に戻した。



8月 27日(金)
サージャント・ハートマンズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(挨拶)。



近所の道路に交通安全スローガンの看板が出てまして、そこには『パパやめて 脇見 携帯 飛ばしすぎ』と書かれています。
……なぜか『パパやめて』の部分が非常に気になるのですが、それを突き詰めて考えると自己嫌悪のあまりランドマークタワーからロープ無しでファストロープする羽目になるので無視。




本日は金曜日なので、会社から帰る途中で友人と合流して一緒にメシ喰って帰ってきました。
この有機物として失格のChenowthに長らく付き合ってくれている友人には本当に頭が下がります。ありがとう。
以下、その壊話(カイワ)の一部―――

Chenowth「ところで、不夜城読んでて気付いたんだが」
友人「何に」
Chenowth「中国語で妹のことを呼ぶときには『メイメイ(妹妹)』って言うらしいんだわ」
友人「……それで?」
Chenowth「まだ分からんのか(←楊偉民風に)。つまり――サモ2に出てくるメイメイさんは実は妹的キャラだったんだよ!
友人「…………」
Chenowth「…………」
友人「……なあ」
Chenowth「『な、なんだってー』のリアクションはどうしたよ
友人「いや、そんな事はどうでもいいんだが……。なんというか、適当な言葉が見つからない」
Chenowth「おまえらしくねぇな。ハッキリ言えよ」
友人「気ぃ悪くするなよ……死ね


この後、Chenowthも特にキレもせず、というかできずに、真剣に炭酸リチウム製剤の大量服用について考えたりしてしまいました。
別に友人の方も心の底から言ってる訳じゃありませんし――多分。まあ、言われても仕方が無い部分は沢山ありますが。
ともかくも、こうした物事をハッキリ言うお友達がいた事は人生で一番よかったことだと思います(アーモンド臭のするガスを吸いながら)。


閑話休題。
金欠で購入を先延ばしにしているサモクラですが、お世話になっているサモ系サイト様では早くもプレイ日記を付けている方々がおられます。
ネタバレ注意とは書いてあるものの、Chenowthは基本的にネタバレを気にしないというアホなプレイスタイルを持っているので、何の躊躇もなく読みます。
もちろん読んだ後にも「あーバラしやがって!」とか思ったりはしませんが……逆に「早くプレイしてみたい」とヘンな購買意欲が掻き立てられる始末。
ていうかアーノかわいいよアー(略)



最後に一言。
おれのGBAどこにやったんですか神様。
全然見つからないよママン。



8月 29日(日)
あの男は絶えず萌えを捜し求めているんだよ、アンナ(挨拶)。



給料を貰いました。
税金と定期預金を天引きして、残りの金で前から欲しかった『サモンナイト クラフトソード物語2』を買おうかと思ったものの、まだGBAが発見できないために延期。
いや、本がなくなるのはよくある事なんですがゲーム機をなくしたのは初めてですわホント。おそらく先日に本を整理した時に行方不明になった模様ですが。
……部屋を片付けると逆に物がなくなっていくというのはChenowthの家の七不思議の一つです。


それはそうとして、オリンピックでは日本が大躍進していたようで何より。
毎回オリンピックの季節になると『先進国の日本が満足にトレーニングもできない国に勝って何になる』などの非常に楽しい意見が出てくるので、今が楽しい時節でもあります。反国……いや、日本があまり好きでない方たちには血で染まった丸の描かれた旗天皇制を賛美する軍国主義の歌を聞かされるイヤな季節ですね。
……個人的には日の丸って描き易くシンプルで好きなんですが。というか日の丸がの丸が血染めならバングラディシュはどうするんですか
赤色が血染めってんなら中国の国旗はどうするんですか。個人的にはあっちの方が血に染まってそうでイヤです。しかも人民の血で。
Chenowthは君が代も世界に類を見ないメロディラインで美しいと思うんですよ。あの歌詞が軍国主義のカタマリというのならばイギリス国歌はどうするんですか
天皇制がダメってんなら日本人が憧れる永世中立国のクセして立憲君主制のスウェーデンは(以下略)


閑話休題。
これ以上書くと黒いバスに乗ったおじさんからスカウトされたり平和暴徒の方からの反論がきたりしそうなので強制終了。
まあ何にしても、一日本国民として、国際的な舞台たるオリンピックで自分の生まれた国の国旗が掲げられ、自国の国歌が演奏される様は見ていて非常に感動します。
こういった事は政治的な事をヌキにして、素直に高校野球で自分の母校を応援するような感じで観ないといけませんな。


何か途中でギャグを入れたかったのですが最後までこんな調子で、今日の日記はお終いです。
台風と低気圧のせいですね、きっと。



8月 30日(月)
血の繋がらない妹こそ真の妹キャラ(挨拶)。



どうも。先日某所のチャットで自分のどろどろした過去をブチ撒けるように暴露したChenowthです。
まあ、知ってる人は知ってるんですけれどね。私の“友人”も勿論知ってますし、時折掲示板に遊びに来るノトリ帝国の総統殿とかも多分ご存知。他にも何人か交流のあるソルジャー達からも『マジにやるやつがいるとは思わなかった!』と神の如き扱いを受けています。
……いくら奴らに祀り上げられても嬉しくないのは気のせいですか。


最近は蚊がうるさくて毎晩悩まされております。
これが一般的な家庭であれば殺虫剤やベープマットなどの類の化学兵器を用いるところですが、生憎とChenowthの家にはそうした装備もありません。何か使えるものがないかと部屋のガラクタを漁ったところ、ベトナム戦争装備マニアの知り合いから貰った害虫忌避剤インセクトリペレントを発見するも、如何せん三十年前の代物の上に匂いが非常にアレというために使用を断念しました。
そういうわけで、今日は仕事帰りにアースノーマットを買ってきました。

今までは何とか我慢したり、見かけた時に即座に撃墜していたものの、最近の蚊はそのシュトゥーカの如き羽音とやたらデカいサイズにより戦争後遺症を発症する恐れがあるので遂に無制限化学戦宣言を出すに至りました。
それに蚊が媒介する病気に感染した方が高くつきますしね。とりあえず60日用ボトルと一緒に設置してみました。
おかげで、日が暮れて彼奴らが活発になる時間になってもあの羽音や白黒のストライプを見ることは無くなりましたよ。とりあえず、こうした精神衛生的な事はケチらずに金を掛けた方がいいという事ですな。



現在執筆中のSSの話。
現在オリジナルとサモ二次創作が同時進行中という妙な状況に陥っています。こうしたHPに載せるSSは短いほうが宜しいのですが、Chenowthには短く纏めるという才能が生まれつき欠如しています。『地平』はまぐれです。ワン・オブ・サウザンド。
そうしたわけで、オリジナルの方はちょっと長編になりそうな予感。もしかしたら何篇かにわけて順次公開という形になるかもしれません。
とりあえずオリジナルは元陸軍兵士の殺し屋の話になりそうです。サモ二次創作はキノとエルメスのコンビが聖王都に入国するという、元々は半ばギャグで作った設定の話になる予定。

もう少しマトモな設定できませんか?
とりあえず、間違ってもサモンナイトでクライムノベル風とか考えないようにChenowth君。




8月 31日(火)
バカの戦士のブルース(挨拶)。



「どうしても見つからないんだ……」
一人の男が言った。若いくせに白髪混じりの男で、似合わない髭を生やしている。口元には、健康を気遣って1mgのマイセンが咥えられていた。
「もしかしたら遅すぎたのかもしれない。どれだけ街を回っても、どこにも見つからないんだよ」
男は悲しそうな口調でそう言った。
それを聞いていたもう一人の男が、白髪の男に慈しむような微笑を浮かべた。そしてゆっくりとポケットからセブンスターを取り出し、咥えて火をつけてから静かに言った。
「おれたちの祖国を忘れたのか?」
「…………!」
その言葉を聞いた白髪の男が、はっとしたように顔を上げた。それを見て、セブンスターの男はにやりと笑みを浮かべる。
「そうだ、おれたちの祖国――聖なる地――あそこならきっとまだ残ってるさ。おまえのような戦士のために、かならず残ってる」
「……じゃあ」
男がセブンスターの煙をゆっくりと吐き出した。
「ああ――行って来い。秋葉原へ。捜して来い。サモクラ2の初回特典付きをな」




というわけで、本日『サモンナイト クラフトソード物語2』を買うためだけに秋葉原へと寄ってきました。
ただ買うだけなら横浜界隈でも構わないんですが、初回特典のビジュアルブックを求めてわざわざ我らが聖地まで足を運びましたよハハハ。

バカじゃねぇのお前。

いや、実際悩みましたけれどね。わざわざ電車賃掛けてまで行く必要があることかと。
某私鉄の駅の前でパスネットを握り締めながら、あたかもユリウス・カエサルの如く苦悩するChenowth。
『ここを超えれば、社会人として悲惨……超えなければ、我が萌えの破滅……』
そして意を決して、Chenowthは自動改札機にパスネットを突き入れます。
『さあ進もう。神々の萌えと初回特典が呼んでいる方へ。賽は投げられた!』

やっぱりバカですね。というか自動改札機がルビコン河ってのはちとドラマ性に欠けませんかChenowth君。
ともあれ、そうして秋葉原に降り立ったChenowthはゲーム屋と名のつく場所を片っ端からサーチアンドデストロイしていきますが、その悉くで初回特典の配布が終了しているという悲惨な現実を目の当たりにしました。
……どうでもいいから、もう残ってないと言われた時に『ファッキッ!』とか叫ぶのやめなさい。

そろそろ聖地を行く足取りがヴィア・ドロローサ状態になったころ、Chenowthは一軒のゲーム屋を発見し、誘われるようにそこへと入っていきます。
そこで店員の方におずおずと初回特典が残っているかと訊くと、

『ああ、ありますよ』

ウラァー!(ロシア兵のように猛りつつ)
やっぱり秋葉原は聖地ですよママン! 神はやっぱり私を見捨てていませんでしたよイェァ!



というわけで、無事に初回特典のブックレットを携えて帰宅するChenowth。そして服を着替え、一通りブックレットを捲って身悶えし、そして遂にゲームをプレ……


GBAまだ見つかってねぇや。
そういうわけで、カセットがあるのに未だにプレイできないという生殺し状態に陥るChenowthでした。